自然観察
<前回までのあらすじ>
FBI君ちに着いた俺。
飯を食ってると来訪者。
なんか別室でその人とみんな話してる。
恐いんだけど。
それも終わり、親父さんから質問攻勢。
日本語全然通じないから超大変。
何とかやり過ごし映画を見てシャワー。
そしてFBI家での初夜が明ける・・・
どうする、俺? どうなる、俺?
今日の朝食はフレンチトースト。
朝飯でフレンチトーストってホント想像通りの欧米。
今日は8時半集合なんだけど
お父さんもお母さんも仕事があるので8時には出て市役所へ。
そこで待ってる。
しかし一向にみんなが来ない。
俺は一抹の不安を抱いていた。
自分で明日の集合時間を確認した時
○:00と書いてあった気がしていたのだ。
ちゃんと確認していなかったから○の部分は思い出せない。
「8時にみんな出てしまったのでは?」という不安ばかりが募る。
しかし8:15くらいに小学生君が来る。
小学生君の母さんもほぼ誰も来ていない異常事態に気づき
「どうしたんだろう?」と問いかけてくる。
そして小学生母が持ってきてたスケジュール表を見てみると
最初のページの全部の行程表には8:30集合になっているのに
詳細を記したほうには9:00集合になっているという間違いを発見。
8:30前になってバスが来る。
事情を説明する小学生母。
「何だよ、逆に俺らのほうが正しかったんじゃないか」という安堵。
そして中澤さんが新ホストファミリーとともにやってくる。
あ、一応それぞれのホストファミリー紹介しとくか。
弱気さん→謎の中国人、俺は見たことない
中澤さん→林檎さん(本名が林檎を連想させるから)
ふにゃさん→モナリザさん(なんか恐い。モナリザっぽい)
リーダーさん→セクシーさん
広末さん→べジータさん
メガネさん→巨乳さん
沖縄さん→腐女子さん
で中澤さんはその林檎ファミリーの親父さんと一緒に来る。
渋い親父さん。
ひげ生えてるし。
その今日の集合時間の件について話すと
「あ、そーだったんだー」という軽い反応。
なにそれ、もうちょっと反応してよ。
そして
「紹介します、私のダディの林檎パパでーす」
と親父さんを紹介される。
「あ、多少日本語わかる日系の人かなー」と思ってたら
「どうも、君が俺君か。
話は聞いてるよー。
男子君だけなんだってー?
ハーレムじゃなーい。
いいじゃーん。
中澤ちゃんと仲良くしてやってよ」
と無駄に明るく日本語で話す。
「いや、日本人かよ!
アメリカにホームステイした意味はいずこへ?」
と心の中で激しく突っ込みを入れながらも
「あ、日本人なんっすか。
はい、どうもです」
とかなんかちょっと動揺しながら話す。
そう、林檎ファミリーは日本人。
そしてなんか日本にいたときは俺と中澤さんちに
むちゃくちゃ近いとこに住んでいたらしい。
長女のマリさんが小学校に通う前に日本を離れたから
同じ小学校には行ってないまでも残っていれば同じだったらしい。
ザッツ・偶然!
そして残りの女子勢も集まりだんだん俺は話す相手もいなくなり
いつものように孤独になってバスに乗り込む。
今日は自然観察というかなんというかに行く。
2つのグループに別れて旧鉱山だという山に自生している植物とかを見る。
いつも通り弱気さんと一緒の班。
グッパーで決めたけど
全部弱気さんと同じ手だったのは偶然じゃない何かを感じる。
なんかアメリカ勢は
「グッパーていうのはどうやったら終わりになるものなんだ?」
と興味を持ってる。
木の実。
なんか香辛料として使うらしい。 採るだけで多少においがする。
草。
草。
真ん中にさりげなく星条旗が写ってる。
アメリカの愛国心スゲェ。
最近思ったけどこういう風景的なやつって要らなかったりする?
ま、別に面白だけが主成分じゃなくてもいいよね。
このBlogはアメリカでの旅行記でありながらも
女子との交流も絡めて妄想が壊されていく様子を描いたBlogです。
ともかくそんな光景を撮りながら弱気さんの話に付き合う。
「新しいホストファミリーどうだった?」
「ホストファミリー自体は普通なんですけど
いきなり謎の人物Xが調査に来てびびりました」
「そうなんだー。
うちは中国人でさぁ、両親は本当中国語しか話せないから大変。
ホストフレンドのほうは英語話せるんだけどさ。
しかも同い年くらいかと思ったら16歳でさぁ。
16歳だよ? モテ君よりも1歳若いんだよ?
びっくりじゃない?」
「いや、見たことなんでわかりませんよ」
とか話してる。
でその子に韓国人のボーイフレンドがいた話から
さりげなく昨日が8/15で終戦記念日だったことについて話す。
「やっぱりアメリカだと何もないもんなんだねー。
戦勝国は違うねー」
「そうですねー。
まぁでも日本にいたとしても
何も考えないで行動する輩がたくさんいると思いますけど」
「まぁ天皇万歳みたいなことはねぇ・・・
なに、モテ君はすんの?」
「いや、でも俺少し右ですから・・・」
「え、右って?」
「あ、右翼ってことです。
韓国とか大嫌いですしね。
竹島とかどう考えても日本の領土ですから」
俺としては
「別にこの話をして引かれるんなら引かれるで弱気さんだから別にいいし」
とか思ってたけどやっぱり食いついてきた。
弱気さんのいいところはリーダーグループなんかと違って
まともに物事を考え、見てるところだ。
そこから韓国はクズだという話をしゃべる。
弱気さんも反論できる証拠とかないし基本同調姿勢。
ま、俺もさすがにやばいことまでは言わなかったけど。
まったくこんなことをアメリカ来てまで何やってるんでしょうね、俺は。
その話も終わり、
「水晶の入っている石や化石の入ってる石が
そこら辺にいっぱいあるから採っていいよ」
と言われひたすら採る。
しかし重いため半数は捨てる。
なんか化石っていうのはやっぱり男のロマンだよね。
やっぱりテンション上がる。
そしてその場所を離れまた市内のほうまで戻って昼食へ(つづく)



