列車(帰り)
<前回までのあらすじ>
起きてショッピングモールに向かった俺たち。
俺はスポーツショップで多少買い物した。
女子勢はいつものグループに分かれて行動。
そして俺は一応タコスを食い、ホテルへ戻る。
チップを置きチェックアウト。
そしてバスで駅へ。
どうする、俺? どうなる、俺?
結構きれいな景色も見れる。
そして隣には寝ている沖縄さん。
女子が寝ている隣で景色を見てるっていうのがなんかこうグッとくる。
で駅につくと意外と時間があるらしい。
しょうがないからまた散策。
何つーかアメリカらしいというかなんというか。
外はビルとか
昨日乗ったSandiego Trolleyの駅とか
噴水とか
また駅構内に戻ってみると
女子勢は駅の売店でカップラーメンとか買って食べてる。
さっきのタコスだけじゃさすがに腹も減ってきたので俺もマフィンと水を買う。
食ってたらスズメが寄ってくる。
1人で寂しくスズメと戯れながらマフィンを食ってると栗山君がやってくる。
RedBullを手に持ちながら「ノム?」と聞いてくる。
俺は日本にいた頃からRedBullを一度飲んでみたかったので
「おぉ、飲むよ」と返事。
で飲むと「しめた」という顔をして「ソーダノンダー」といってくる。
あぁこれソーダだったか・・・
つーかそんなこと何も気にしてなかったな・・・
栗山君に一歩とられたようで悔しい・・・
そうして列に並んで列車に乗車。
またいろんな景色が。
また海沿い。
サボテンが茂ってる庭。
今回は弱気さんが前の席に座ってる。
俺は日記の更新が超遅れてきているのでそれをずっと書いてる。
すると弱気さんが「何書いてんの?」とか聞いてくる。
「日記です」と言うと
「俺君も書いてるんだー」とか言ってくる。
そしてちょくちょく話しかけてくる。
「外きれいじゃない? 写真撮らなきゃ。
俺君も撮れば?」
とか
「あそこ軍艦泊まってない? 何かあったのかな?」
とか・・・
いちいち話しかけてこなくていいですから。
まぁ今回は栗山君が完全にリーダーグループの席へ行って1人だから
「寂しそう」と思うのかもしれないですけど。
3時間くらい過ぎて1階にあるトイレへ向かう。
するとトイレの横で話し込んでる団長とふにゃさん。
今日はふにゃさんがサンキューカードの係だから
栗山君の母さんにサンキューカードを渡して
お礼を言う手はずを整えているらしい。
それを横目にしてトイレに入ろうとすると英語のマークが。
俺はその単語を「入っています」だと思い込む。
しかし5分くらいそこでつったっても出てこない。
「この単語は『空いてます』なのでは?」と思うも
もし本当に「入っています」だったら
開けようとして開けられないというなんともダサい姿を
2人にさらすことになってしまう。
そういうわけでひたすら待つ。
それでも出てこない。
俺は何とか
「これは中に人が入ってて全然出てこないから戻るんですよ。
別に単語が読めなくて入っていいのか迷ってるわけじゃないんですよ」
雰囲気を漂わせながら戻る。
そして戻ると弱気さん開口一番
「栗山君、日記見てたよー」
な、なんだってー。
そうか、俺は確かに日記を書いてる途中で開いたまま席を立ったな。
でもあれくらいの日本語力なら内容までは読めないはず・・・
いや、リーダーグループにその内容を尋ねたとしたら・・・
→人生の終わり
いや、待て、落ち着くんだ。
そうだ、俺は日記も「中澤さん」や「リーダー」と伏字で書いている。
それならばわかる可能性は低くなる。
そして見せている可能性も100%ではない。
俺が女子勢の悪評を書き連ねていることが
ばれている可能性は少ない・・・はず。
そんなことを思案してるともうすぐ駅とのお達し。
みな荷物をまとめる。
かがむ沖縄さん。
パンツ見えてる見えてるッ!
ちょっと割れ目も見えてる見えてるッ!
割れ目っていっても尻のだぞ!
もう一つのほうを想像した変態なんて大嫌いッ!
やめい! もう俺はお前らなんかどうでもいいんだッ!
本当そういうハプニングとか起こっても
単なる俺の評価が下がる対象でしかないんだから。
車内で色々ありつつもロサンゼルス駅へ到着。
そして駅から出るとあのチビッ子君とそのお母さんが出迎えてくれる。
やベー、いつ見てもかわいい。
なにあれ、異人種?(いや、そうか)
でリーダーが抱っこしながら出口へ向かう。
しかし嫌がるチビッ子君。
なんか電車を見に行きたいらしい。
やベー、かわいい。
小さい子は電車とか乗り物好きだもんな。
リーダーたちも「かわいい」「かわいい」言ってる中バス停へ向かう。
そしていつもの市役所に行くバスを待ってると
チビッ子君たちも戻ってきて乗る。
そして市役所へ。(つづく)









