welcome reception | ハーレム留学

welcome reception

<前回までのあらすじ>

walking tourでいろいろ回った俺。

でも正直どーでもいいとこばかり。

最後にいった謎の有名な家ではリーダーさんが

セロリスティックをばくばく食ってるし、

俺はいつものようにスルーされるし。

でそのあとはwelcome receptionですよ。

どうする、俺? どうなる、俺?


会場でAlyssa(アリサ)という名前の日系人に会ったよ。

最初アリサと紹介されたから日本人かと思った。

日本語で話しかけると片言だったから

「え、アメリカ人かよ」と口に出しちまったじゃねぇか。

っていうかこの子もまたかわいい。

こっちの子はホントかわいい子多いよな。

なんだこの人種の差。


とりあえず用意されてる席に着く。

なんか地元のテレビのカメラが来ててみんなインタビュー受けてた。

インタビュアーの女の人がこれまたきれいな人なんだよ。

なんかこっちの子がかわいいっていう理由だけで

アメリカに住みたいんですけど。

っていうか今(日記を書いた時点)気付いたけど

俺インタビューされてねぇ!!

あれ、なんか女子勢全員インタビューされてた気がするんだが・・・

いやぁ、これはどういうことだよ。

もう毎日がハブラレの連続ですか。

なんだ、俺はハブラレか?

なんかサトラレみたいな。

どうしてもみんなにはぶられてしまう、ていう。


そのときにセカンドホストの人にも会った。

俺と同い年の子がいて、今年試験を受けたけど落ちたと聞いてたから

「気まずいなぁ・・・」と思ってたけど気さくに「Hi 俺」と声をかけてきてくれた。

FBIの帽子をかぶってたのでFBI君と呼びます。

っていうかこの呼び名は女子勢も使ってた。

だって会ったときにいきなりFBIってかかれてる帽子かぶってるんだもん。

そりゃ目に付くわ。

でFBI君の姉ちゃんは大学があって来てなかったんだけど妹は来てた。

この子は「だけじゃないテイジン!」のCMの子だね。

テイジンちゃんと呼びます。

お父さんは超顔怖い。

しかも体もがっしりしてるし。

怒られたら確実に土下座するね。

お母さんは日系の人だった。


でwelcome receptionが始まるわけです。

まず式が始まると前に並ばされる俺たち。

そんで1人1人呼ばれなんかでかいバッグを

「souvenir(お土産)」とか言われて渡される。

その中にはドジャースのシャツとか

よくわからんカップとかキーホルダーとかが入ってた。

で飯はバイキング形式で俺たちは先に取りに行かせてもらえるんだけど

さっきの家でクッキーとかいっぱい食べたので腹が減ってない。

だからサラダとピザ1切れとチキンだけにした。

そしたらピザのまずいことなんの。

俺は取ったものは残さない主義だから何とか飲み込んだよ。


その後もデザートの緑と赤の絶対に着色料使ってる

気持ち悪いくらいきれいな色のスイカのクッキーと

オレオの上にクリームが乗ってるやつとプリンを取りにいった。

取って席に戻ってくると団長に「着替えてきて」と言われる。

そうだよ、またあの忌まわしいパラパラだよ・・・

嫌だわー、アメリカまできて醜態をさらさなくてはならないとは。


restroomで着替えようと行くとちょうどテイジンちゃんが出てくる。

「Hello」とか言われて普通に「Hello」と返してしまった。

でrestroomに入るんだけど

「あれ? このトイレテイジンちゃん今さっきまで座ってたんじゃん。

 しかもテイジンちゃんそれなりにかわいいぞ」

と思ったのは良い子と俺との間の秘密ってことで。

最終的に座ったりしてないからね?

余韻を楽しんだりしてないからね?

一応いっとくけども。


着替えて戻って来るとホストファミリーの人たちに

「Oh」とか言われてしまったよ。

衣装も最悪だ。

さっきのデザートを食べる。

やっぱり甘ぇな。

やつらは限度ってものを知らねぇからいけねぇ。


そんなことをしている間に向こうの生徒の踊り。

やべぇ、俺もこんな目で見られるのかと思うとやっぱり正視できねぇ。

でも出番はやってくるわけで。

俺はさっき笑われたくそだせぇ赤地に白の水玉の蝶ネクタイと

ミッキーのサンバイザーをかぶらなくてはいけないわけで。

それを見てまたFBI君笑ってんじゃねぇか。

もう自暴自棄ですよ。


で並んで音楽スタート。

最初団長がみんなの名前を1人ずつ呼んでいって

呼ばれたら振り向いて客席の方向くんだけど、

団長俺の名前を呼ぶところで「メガネー」とかいきなりミスって言ってる。

「え? 俺向いていいの? 

 どうなの? どーなのよ?」

と思いながらメガネさんと一緒に前を向きましたよ

ありえないんだけど。

だってメガネさん本当は最後に呼ばれるはずなんだぜ?

それなのに一気にみんなスルーして「メガネ」って。

間違えようがないだろ。

それともアレか、団長あんたも敵か?

ブルータス、お前もか!

でずっとやってくけど結構みんな間違えてる。

ま、俺は自慢するわけではないですがノーミスです。

だめだなぁ、皆。


その後は色々向こうの留学委員長の話とか

それぞれのホストファミリー紹介とかがありました。

こっちの留学委員長はいい人そうでよかったよかった。


その後もう帰っていいはずなのにみんな向こうの人に話しかけたりしてる。

何、お前ら? 恐ぇよ。

何で初対面の人とそんなすぐに話せるのだ、女子勢よ。

何で俺より英語下手な癖して

普通に喋りかけられるのだ、女子勢よ。

何でそんな女子勢が

簡単に出来ることが出来ないのだ、俺よ。


俺はもうなんか栗山君も栗山君の兄ちゃんも

女子勢とか他のホストファミリーの子達と話してるから手持ち無沙汰だった。

そしたら栗山君の母さんが机に1人3つずつくらい置いてある

キャンディを俺に渡してくる。

でどんどん他の机にあるキャンディもとってくる。

キャンディ100個くらいあるんですけど。

こんなん1人で食えるかっての。

これは友達用お土産に決定。


その後向こうの団長の息子さんと話してた。

3年前こっちに来た生徒らしい。

俺は「女子勢には負けたくない」という反骨心だけで勇気を振り絞って英語で

「Do you like any Japanese comics?」

と聞いてみた。

すると彼はナルトが大好きらしい。

で「ワンピは知ってる?」と聞くと知ってる知ってる、という反応。

「ゴムゴムノー」とかいって手を後ろに伸ばす仕草してるし。

「日本のゲームもやるよ」とかいってくる。

「ドゥラグォンクェスト、フィナルフィンタジー・・・」とか。

ドラゴンクエストはすぐ聞き取れたけど

ファイナルファンタジーはえらい早く言うから

3回ぐらい聞きなおしたよ。

つーかなんかその話の後にアリサちゃんにボーイフレンドがいること発覚。

何それ。

またやられた。

かわいいと思うとフラグを折られる。


色々話してるうちに栗山君の母さんがいなくなったことに気づく。

「やべぇ、どうやって帰んの?」と思ってると

栗山君の兄ちゃんが「帰るぞ」といってくる。

栗山君の兄ちゃんは自分の車を持っててそれで今日は来たらしい。

そしてその車に乗りこみ、帰路へ。(つづく)