次男は相変わらず、昨日の大会でもノーガード特攻をかましていた可能性があるな、と思いました。
と言うのも、次男の対局は勝つにしろ負けるにしろ、とにかく早く終わるのです。
第1局目なんて会場で一番早く終わっていたので、反則でもあったのかと思いましたが、しっかり詰みで終わったとのこと。
初太刀を外したら「ハイそれまで」な将棋なのでしょう。
まるで薩摩示現流。
・・・そんなかっこいいものではないか💦
長男の最後の対局は惜しかったです。
最後となる5局目は3勝1敗同士の対局で、勝ったほうが4勝1敗で入賞!という対局でした。
私が見ている近くでの対局だったので、なんとなく局面を見ることができました。
長男がやや優勢で終盤まで進み、「あとは丁寧に寄せるだけ」という局面でしたが、焦って詰みを見逃してしまったようです。
本当は良くないんだろうけど、お相手のお兄ちゃんも対局中に「ここは詰みがあったよ」と指摘してくれているご様子でした。
お互い少し言葉を交わした後、また対局に戻り、局面が少し進んだところで長男が投了。
対局を見ていた次男が私のところに来て、「長男ちゃん、詰みを見逃した」と一言報告してくれました。
気が逸っちゃったかな。
帰りの駅までの道。
私たちの少し前を、そのお兄ちゃんが歩いていました。
お兄ちゃんは長男に気が付いていて、歩きながらチラチラとこちらに目を向けています。
私は長男に「最後に対局したお兄ちゃんがいるよ?」と声を掛けましたが、長男はお兄ちゃんに気が付くと俯いてしまいました。
私はお兄ちゃんに「ごめんね」と軽く手を振ると、お兄ちゃんは申し訳なさそうににっこりして、そのまま前に進み始めました。
お兄ちゃんが長男を見る目は、長男を慰めようとしているような、心配しているような優しい目でしたよ。
きっと面倒見のいい、優しいお兄ちゃんなんだろうな。
「対局してくれてありがとうね。入賞おめでとう!」と思わずにはいられない![]()