将棋教室等で、たまに他のお子様のご父兄から「兄弟がいていいですね。いつでも対局できますね」と言っていただけることがあります。
確かに、家でも対局相手がいることは環境としてはかなり恵まれていると思います。
いつも、その利が活かせたらいいのにな、と思っていました。
というのも、うちの息子たちは、家で対局するとすぐケンカに発展してしまうのです。
理由は主に
・次男が角交換を仕掛けることにより長男が怒ってしまい、次男が泣かされる。(長男は角交換が苦手)
・「待った」を認めるかどうかでケンカに発展し、次男が泣かされる。
・次男が序盤から力戦に持ち込む将棋を指し長男が怒ってしまい、次男が泣かされる。
といったところです。
長男も気心が知れた次男に対しては、わがまま全開になってしまうようで、いつも次男がくしゃくしゃに泣いて対局どころではなくなってしまいます。
なので、私も家では兄弟対局を促すことは殆どありません。
せっかく兄弟で将棋をやっているので、お互いに切磋琢磨してもらうことが理想なんですけどね。
ところが、ここ数日は長男と次男が自ら進んで兄弟対局をするようになりました。
それも、ものすごく楽しそうに指しています。
中盤まではとにかく早指しで、中盤以降はお互いの目論見を言い合ったり、寄せの場面では「待った」を繰り返してうまい受けを探したり、冗談を言い合ったり、とにかくずっと「イヒヒ、イヒヒ
」と笑い合いながら指しています。
それがとても微笑ましいし、兄弟で高め合っているようにも見えて頼もしくも思えます。
なんとなくですが、夏休み以降、とにかく色々なシーンで実戦を繰り返し様々な対局を経験したことにより、長男の中で相手の戦略に対する気持ち的な懐が少し深くなったのかな、と感じました。
一方で次男も序盤から滅茶苦茶な手を指すことが少なくなり、長男を怒らせなくなったこともあるかもしれません。
息子たちを見て、将棋を続けるには楽しむことが一番だと改めて感じました。