先日大仕事を一つ終えて、今日はオンライン会議のみの家作業の日。

久しぶりの一日中家にいる日。


「そうだそろそろお花飾ってあげなきゃ」


忙しさにかまけて、花瓶が空のままだった。

花屋に行く道中で、今日は月命日だと気がついたくらい。

ごめん!と思う反面、少しずつこの現実が当たり前になってきた、慣れてきたんだな、と思ったり。


12月だし、赤い花にしようかな、と考えながら店内に。


クリスマスシーズンらしくポインセチアや雰囲気のあるアレンジメントが並ぶ。


赤い花、真っ赤な薔薇が目に入った。


「赤い薔薇はさすがになぁー、、、」と心の中でプププと笑った次の瞬間


「そうた、赤い薔薇を誰かにプレゼントとかした事あんのかな(いや、たぶんないな)クリスマスに好きな子と楽しく過ごすとか、クリぼっちでもいいから友達とワイワイ過ごす、とか、そんな思い出あったのかな、、もっといろいろ楽しい事知る前に、、いってしまったな、なんでこんな事になったかな・・・」


と、急にうわぁっと湧いてきて、涙にまみれながら花を選びました。



一輪挿しに一本が好きなので、これにしました。

植物の名前はわかりませんが、なんだろこれ?

花ではなさそう笑




帰りにスーパーで好きだったお菓子たちと、ビールとシメ用の赤いきつねを買い、セット。




ビールがなけりゃ小学生の遠足のおやつみたいなラインナップだけど、これが好きだったみたいで。



気持ちは地続きのままだけど、一応3ヶ月という区切りでもあるから、限定公開だった記事を公開しました。


この投稿をした数時間後にそうたの命の火が消えました。


17時59分、あの日はまだ夕暮れの時間だったけど、今はすっかり真っ暗。

時間は経っている。


ほとんど閲覧数がないようなブログだから、あんまり変わらないけれど、自分でもう一度読み直してみて改めて思うのは、本当に医療従事者の方々への感謝。

そして、ここ最近仕事に没頭しつつも、余裕なくして人への気遣いや、適切な状況判断出来ていなかったな、と反省の日々だったんだけど、「命」を突きつけられたこの夏の事をちゃんと心に置き直そう、と思いました。


ICUで開催したそうた最後の誕生会の事も書いています。よろしければ、、