今年一年を振り返って | WITH HOPE!!

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在英14年目、イギリスの生活を愛し、楽しんでいるMiyukiです。
イギリスで細々と演奏活動をしているので、クラシック音楽の話題、日常、イギリスの姿をお伝えしたいと思います。
バレエが好きで、ロイヤルバレエの公演を主に観ているので、その感想も。

 日本はあと2時間ほどで新年を迎えますね。 

 こちらは新年まではあと11時間ほど。 ニューイヤーの花火がテムズ川で上がったり(今年も上がりますよね?)しますが、特にそれと言って変わりは無く。 市内への乗用車の乗り入れを少なくする為に(一部はバスも通れなくなりますが)、夜中から明け方にかけてバス、地下鉄は無料になります。 地下鉄は終夜運転するのではないかしら? 関係ないから全然調べていませんが。


 私は、ブリティッシュ・ライブラリーへちょっと行って、その後6時半からロイヤルバレエ。 今年最後の公演を観て、明日は5時からのロイヤルバレエ。 来年こそ夢を手に入れるために!!


 自分自身を整理する為に、この1年のことを書きたいと思います。


 1月

  今年は2日からコンサート活動が始まりました。 2006年に行った教会でしたが、覚えていて来てくださった方もいて嬉しい限り。

 そして、絶対に忘れることができない、裁判所。 この私が裁判前夜は眠れなくなり、でも、裁判に勝つことができたのは命が救われたようでした。


 2月

  日本協会主催でJapan-UK150のイヴェントとして、ロンドン、コッツウォルドの2箇所でリサイタルをさせて頂きました。


 3月

  週に2回はバレエの発表会のことで、日本へ電話。 卒業した学校へ週に1、2度通い、図書館で楽譜あさり。 小節数を数えて、複雑な物は簡単にしたり、メロディーだけ使って伴奏を変えたりしながら、4月のバレエの発表会に備えました。 最後はコンピューターで曲を録音、そのままEメールで送信。 日本側で私とのやりとりをしてくれたみほちゃん、本当に大変だったと思います。 ありがとう。


 4月

  9年ぶりの桜の時期にぎりぎりで日本へ行きました。

 中、高の大親友の結婚パーティーに参加することも出来て、初めて(2歳半くらいで一度行ったきり)日本の結婚式に参加したことになります。 おめでとう!! 

 週に何度もバレエのお稽古場へ行って発表会のリハーサル。

その合間には、ネットで知り合った方がオーガナイズしてくださって、全く知らなかった場所、広島の福山へ行って普段はクラシックを演奏しない場所でコンサートをさせて頂きました。

 そして、バレエの発表会。 私がこのバレエ教室に行き始めたのは丁度20年前。 大変だったけれど、そして今ではいろいろと悔いもあるけれど、でも、初めてのバレエの為の音楽を奏でるのがこのお教室でよかったな、と思います。

 そして、日本で久々に誕生日を迎えました。


 5月

  1月、4月の忙しさを引きずっていて、ボーっと過ごしていました。

 バレエだけは観に行っていたし、ケンブリッジへコンサートをしに行ったりはしましたが。


6月

  ロイヤルバレエのシーズン終わり。 華やかなバランシンのジュエルズで幕を閉じました。

  セヴェノークス・フェスティバルで再び演奏させていただきました。

 そして、交通ストの中、初めてのミュージック・ソサイエティーでの演奏の機会を頂きました。 

 

7月

  末から再び日本。 


8月

  日本でのコンサート3本。 いらして下さった方々、ありがとうございました。


9月

  新学期になって新しい生徒が入ってきたりしました。

 やっと自分の時間ができて、久々にDr.Sのレッスンへ行ったり、これからのことを考えたり。


10月

  事務作業。 おかげで来年、再来年のコンサートをいくつも頂きました。

 が、 ずっと右手の小指が痛くて、クリニックへ連れて行っていただいたら、靭帯損傷、という結果。

 ピアノを始めて以来、ピアノを弾けない日々が始まりました。

 でも、ちょうどロイヤルバレエのシーズンも始まり、少しは気がまぎれました。

 末にはバレエの発表会で仲良くなったみほちゃんがロンドンへ。 楽しかった!


11月

  某オーディションの為の楽譜を見ながらため息ばかり。 私はこれを本当に弾くことができるようになるのでしょうか? 絶対弾いてやる!という想いですが。

 母のお友達ご夫妻がいらして、おいしいものをごちそうになったり、有意義なお話をさせて頂きました。

 イギリスに来て12年目。家族以外の人がこうしてロンドンへいらして何日か一緒に過ごさせていただくのは今年が初めて。 それなのに、2ヶ月続けてこういうことがあって、ちょうど私も時間がある時だったので、楽しませていただきました。


12月

  まだ結果はわかりませんが、分厚い殻を破って、一歩前へ踏み出しました。

 人と同じことをやっていては駄目。 前例が無いから、といって諦めては駄目。 それをいうなら、私はピアノで前例が無いことをやってきた。 そう自分に言い聞かせています。

 

 去年の今頃は裁判を控えてオロオロしていたのに、それが昨日のようにも10年前のことのようにも感じます。

 

 今年は日本へ2度行ったこともあり、色々な方とお会いできたのも嬉しかったです。

 来年は、自分自身への挑戦の年になります。 夢、希望、やりたいこと、待つのではなくて自分から手に入れにいきます!! 

 8月1日には上野の奏楽堂にてリサイタルを予定しています。 全然準備ができていませんが、大好きなショパンの生誕200年、私の修士号卒業リサイタルの鍵となってくれた没後100年を迎えるバラキレフの2本立てです。


 7月に日本へ行くと思うので、また皆さん、お会いするのを楽しみにしています。

 そして、このバレエブログ化しているブログ、引き続き読んでくださってありがとうございます。 気が付けばブログをスタートしてから5年目に入りました。


 先日、続けてオペラハウスで『ブログをやっているみゆきさんですか?』と聞かれることがありました。 ホームページの方には写真も大きめに載せていますが、ここの小さな写真から判断して声をかけてくださり、ありがとうございました!



 それでは良いお年をお迎え下さい。 今年、お世話になった方々、ここを読んでくださっている方々、ありがとうございました。