病気の原因はウィルスだけではないです
もう、かなり前の話しになります
今は通っていない患者さんの話
その患者さんは肺炎によくかかる人でした
最初のうちは風邪をこじらせて、病院にいって大量の抗生剤で菌を殺してました
年齢も高齢になっているので仕方ないと本人は思っていたようです
抗生剤によって、退院はするのですが、退院から一年を過ぎるころには再び肺炎になってしまったということでした
その状況が三回、四回と繰り返した後にご縁によって、うちに来院しました
病は気から
初めて見たときに、顔は下向き、血色は悪く、しゃべり方はぼそぼそです
もう、生きていてもつまらないという雰囲気でした
話を聞いてみると、ご主人が数年前に亡くなり、一人息子も結婚して、地方に住んでいるとのことでした
今まで三人で暮らしていたのが、ひとりになったのです
うちに来院した理由は腰と足、膝の痛みでした
話によるとご主人は入院する間もなく、亡くなったそうです
言いたいことがたくさんあったのに、言えなかった、悔しさや寂しさがあった。息子も仕事が忙しいらしくてたまに電話がかかってくるだけ
やる気もなくなってしまい、買い物も近くでなんとなく済ませていたので、新鮮な野菜を取れず顔色が悪くなっていたのでしょう
会話もなく、ストレスも発散出来なかったのですね
ストレスによって我慢が続くと内臓は動きが悪くなり、さらに体を動かさないと免疫は下がってしまいます
楽しい会話をするには同じ趣味を持つ人となにかをするのが一番です
この人の原因はストレスからくるものでした‼️
言いたいこと、言いたかったことを話させてあげました。はじめはご主人に対しての愚痴、ずっと我慢していた、昔、主人に騙された、結婚は間違っていた、本当は違う人と結婚したかった、それから、主人の両親に対する愚痴、はては自分の親に対する願望として愛されたかった等。。。
そして一通り話した後、ため息をつくように、それでも幸せだったと。。。なんだかんだあったけれど、今思い出せば良い人生だったと。そこからまた、もう生きていても楽しいことなんて無いという雰囲気と話の流れになっていったので、私は気持ちを切り替える相槌を打ちました❗
大変な人生だったけど、いまはご主人のことを恨んではないし、ご両親たちも大変だったけど、乗り越えてきたことを再確認させました🎵
その患者さんは「そうだね、そうだね、」と頷きながら過去と向き合っていたように見えました
「これからどうしたものか?」
過去のストレスを吐き出せたため、思考が前向きになったのです❗
私は、栄養を取ることを伝えて簡単な整体で足腰、膝の痛みを解消に導きました、そしてほんの数回で卒業させました
その患者さんは昔から絵を描くこと、手芸が趣味だったので、住んでいる近くにサークルがあることを調べて教えてあげたところ、通うようになったそうです
そして、その後も風邪も肺炎にもかかっていないようです
もちろん、病気の原因は肺炎球菌だったと思います
けれど、肺炎球菌にかかるためには理由があるということです
この患者さんとの会話をしていた時の口癖は『でも、だって、しかし、、、主人は、息子が』でした
思考の中ではずっといない相手に対してストレスを募らせていたのです
健康の秘訣を教えました
それは、ご飯を食べた後に優しくお腹を撫でてあげながら、感謝してあげること
優しく撫でると、皮膚から愛情が体内に伝わり、内臓から脳へ心地よさが伝わります
脳からは喜びのホルモンが内臓へ放出されるため、免疫力が上がるのです‼️
この時にありがとう、ありがたい、お願いします🙇⤵️そういう気持ちで撫でることを伝えました
健康は知識も大事です
知識を使い、経験を生かし、楽しいことをたくさんすること、周りの人と楽しい雰囲気を作ること❗
楽しめることは素晴らしい才能です
皆さんは自分自身を楽しませる才能、喜ばせる才能がすでに備わってます
楽しいことが好きでいる自分の才能に惚れてください
自分を育ててくれた両親に
仲間たちに
先生たちに
感謝です
形あるものはいずれ、亡くなります
無くなります
病気になることも、健康になることもいずれ、消えて無くなります!
今を楽しく、今を喜び、今を大事にしていく
あの患者さんは感謝と人生を楽しむことに気がつきました
きっと今ごろは趣味に助けられ、才能のおかげで毎日を健やかに過ごしていると思います