北野武監督の『座頭市』のラスト、
実は見える目を開いたにも関わらず、
小石に躓き、
「見えねぇもんは見えねぇ」
と転んで終わります。
目を閉じていた時には
躓かない小石も、
目を開いて躓く、
殺伐とした映画のラストを飾る
ギャグであると共に、
『星の王子さま』の
有名な台詞にも通ずる
世の道理でもあります。
成功する人、失敗する人。
これを分ける差は
「見えている」か否かとなります。
勉強でも、スポーツでも、
戦場でも投資でも。
全ては見えているか否かです。
野球の実証実験があり、
メジャーで活躍する選手は、
バットがボールを捉えるその瞬間まで
ボールを目で追っていますが、
日本の2軍の選手となると、
ピッチャーがボールを投げた直後から、
目線はボール以外の所にいきます。
「ボールを良く見て」
野球をする誰もが
野球を始めた子供の頃に
散々言われた基本中の基本です。
高校や大学では
一流選手だったからこそ
プロなのですが、
プロの2軍とメジャーの差は、
「ボールを見ているか否か」
という基本の差でした。
世界チャンプクラスのボクサーは、
顔面を殴られている時でも、
その殴られる直前まで
相手のグローブを見ています。
2流のボクサーが本能から
目を閉じてしまうのとは対照的です。
「自分に成功をもたらす対象」
から目を離さない。
見えているから成功しています。
これは勉強も同様です。
塾講師をかつてしていましたが、
成績が上がる子、上がらない子、
これを分けるのは教科の重要箇所を
「見えているか否か」です。
いくら講師が
「ここが重要」と述べて、
ホワイトボードに書いて、
それを写していても、
目線を切っている子の
成績は伸びません。
例えば、
開いた教科書の中に書いてある
最重要ワード「〇〇〇」はどこだ??
と問いかけて、
一瞬で応えられる子と
全然そのワードが
教科書から見つからない子の差は、
そのまま成績に繋がります。
これ、小学生だけでなく、
大学生や大人でも同様です。
言われた重要ワードが
見つからない状態では、
自分で重要ワードが何かを
把握出来るはずもなく、
本を何冊読んでも
文字を追っているだけで、
内容は見えていません。
投資でも、
チャートに成功のカギと情報が
詰まっていますが、
そこに現れるチャンスと危険アラートが
見えるか否かが成功と不成功を分けます。
子供の怪我の大半は不注意から。
それは大人の成功・不成功の差も同様。
見ていない不注意がそれを分けます。
「もっとよく見る」
単純にして
成功への世の道理でもあります。
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