私は当面の目標として、小売をやろうと思っているので、

マーケティングを学ばなければと思っています。





もちろん、マーケティングだけにたよるのではなく、

土台に、自分の思いがあって、

その上にテクニックとしてのマーケティングが必要なのではないかと思っています。



そんな中、こちらの本を読みました。

ついこの店で買ってしまう理由(わけ)/博報堂パコ・アンダーヒル研究会

¥1,575
Amazon.co.jp



参考になることはたくさんありました。

その中で、よかったものを紹介しますと、

(p36より引用)
②ライフスタイルを売る
 調査結果を店頭展開に有効活用するには、商品ではなく、ライフスタイルを販売するよう意識することが重要である。人々は、お金を使わないことに価値があると思っているのではなく、よりよい生活を手に入れることに価値があると思っている。自社の商品が客の生活をどう豊かにするのかを見出だし、それを効果的に店舗でアピールする。そうすれば自ずとお客はより多くのお金を使うのだ。



(p41より引用)
⑦楽しさの付加
 そして最後に、忘れがちであるが、”FUN”=「楽しい」という要素がその買い物にあるかどうか、ということが重要である。実際にショッピングをする上で、単に物とお金との取引、やりとりということだけでなく、それ以外にそこに楽しい要素がなければ、その客との関係は一回限りになってしまうかもしれないのだ。


(p92より引用)
人は高いものを買いたいのではなく、いいものを買いたい
 各売り場で、”ロールスロイス戦略”をとるのはどうだろう。同じカテゴリーで一番高価な商品を、その価格の違いの理由とともに紹介すれば、お客さんはそれが欲しくなって、高いものから順に検討を始める。一番いいものを先に知ってしまうと、それから下に下げたくなくなる。


(p162より引用)
「商品と恋に落ちる劇場」、それが売り場


です。




他にもたくさん参考になることがあり、勉強になりました。