The Shinnig(シャイニング)はスタンリー・キューブリック監督のホラー映画です。



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キューブリック監督は私が最も好きな映画監督で代表作に2001年宇宙の旅や時計仕掛けのオレンジなどがあります。
キューブリック監督の他の映画監督と違う点は自分の意思をほぼ100%通して映画を作成することだと思います。

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日本でもハリウッドでも自分の作りたい映画を自由に作れる人はほとんどいません。

ほとんどの映画監督は雇われ監督で試写会で映画会社の役員等の意見によりストーリーを勝手に変更されてしまったり権限があまりありません。

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キューブリックはワーナーブラザーズに「いつでも好きなときに自由に映画を作ることができる」権利を約束されてた唯一の監督でした。

だからひとつのシーンに50回以上のテイクを撮ったりかなりマニアックというか変人に近い人だったようです。

天才は凡人とはかなり思考回路が違うのでしょう。

ストーリーの大幅な変更で原作者ともめたり とてもワンマンな人。

憧れの人でしたが一緒に仕事はしたくないタイプかもしれません。

誰も真似のできない傑作 「2001年宇宙の旅」を作ったという実績があるから許されるのでしょう。

ジョージ・ルーカスやスピルバーグやジェームス・キャメロンなどの監督達はキューブリックに多大な影響を受けた人たちです。


この映画では当時開発されたばかりのステディカムという装置を使ってカメラマンが走って撮影してもぶれない映像が随所に出てきます。
初めてそれを見た時は「どうやって撮ったんだろう?」とずっと思っていました。

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左がキューブリック監督、右はステディカムを身に着けた開発者のギャレット・ブラウン


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キューブリックは常に誰も見たことが無い映像、そして誰も思いつかなかった音楽の使い方をする監督です。誰かの真似なんてしない、いつもオリジナリティに溢れる映画を作ってました。


映画の途中とラストに流れる1930年代のこの音楽、ホラー映画に似合わないほっとする曲で私好きです。

Midnight, the Stars and You! by Ray Noble and Al Bowlly

http://www.youtube.com/watch?v=dhj867TUpZY