久しぶりに幻の文具シリーズです。
4月18日は発明の日で22日は掃除の日ということで、
この両日にちなんだ幻の商品を紹介します。(ヤフーで検索しても出なかった)
28年前に発売されたシャチハタのハンクリーンという印鑑の掃除器です。
それ迄は丸型の印掃除ブラシかシャチハタのゴミトール(下の写真を参考)が
主な印鑑の掃除器具(今でも)だった。(使い古しの歯ブラシは定番ですが)
使用方法は、印鑑を上から差し込むとモーター(電池式)で円盤が回転し
上にあるスポンジ(クリーナー液入り)が、印面の汚れを取るという仕組みです。
価格は確か4200円だった。都会の銀行等の窓口用にかなり売れたらしいが、
私はあいかわらず売れ残り、又文具コレクッションの一つとなってしまった。
ところが最近ブログを書くにあたり、このハンクリーンの裏を見て驚いた。
PAT.P と シャチハタ商事株式会社 の次に なんと!製造元 ㈱本田ロックと
表示してあるではないか!すぐさまシャチハタに尋ねた、そして分かった。
やはりホンダが関連していた。(以下はシャチハタからの情報を参考にしました)
この会社は私たちホンダファンが尊敬してやまない本田宗一郎が宮崎の地に、
近代産業を根付かせる為に設立した、ホンダ車の鍵を製造する会社だった。
そして宗一郎はヘリコプターで工場へ足を運び指導をしたという。
又「ホンダの鍵だけでは、いつ何時ホンダが傾く事があっては困るから」と、
鍵以外の商品の開発を提案したのだ。そしてこのハンクリーンが生まれた。
そして販売は地元名古屋の印章の大メーカーのシャチハタ商事に任せた。
この商品は決して大ヒットしたとはいえないが、その後本田ロックは宗一郎の
精神を受継ぎ、ホンダ車の部品(2輪の鍵も)を供給して今も盛業中と聞く。
それが分かっていたら、ホンダの車でもっと頑張って売ってたかも・・・・・。
又店で合鍵を作製(もちろんホンダ車のも)しているのも、何かの縁かな。
写真①ハンクリーン(非売品です) ②当時のゴミトール(小)
掃除器本体(印鑑を入れた状態) 左が印掃除ブラシ・右が清掃用ゴム
クリナー液・スペアースポンジ・保証書 現在も新型で(大)1050円 (小)600円で販売中