先日、女子駅伝で紹介しました、私の愛車”ホンダ ライフ ステップバンの事を書きます。
昭和47年当時、私はTN-360 パネルバンで商売をしていたことは先に述べました。
この年新発売されたこのステップバンを見た時、私は思わず目を奪われた。そしてどうしても欲しくなった。
しかし当時は、分割払の車の借金を返済していくのが精一杯で、2台目を買う余裕があるはずもなかった。
そして「いつかはステップ」と胸に秘めて、仕事に励んで、チャンスを狙っていた。
ところが時代を先取りしすぎたこの車は、思ったより売れなくて、2年余りで生産を終了してしまったのだ。
「それじゃあいつか中古車を買えばいいさ」と高をくくっていた。ところが生産終了後に人気がでてきて、
なんと中古車の方が、新車の価格より高いのもあるくらいになってしまった。あきらめざるをえなかった。
こんな車は私の知る限りではスカイライン・GTR等の高級スポーツカー以外では聞いたこともない。
そんなこんなで、やっと昭和60年に12年落ちの中古車を買うことができた。新車の半額もした。
この当時はメインは550ccのアクティ・ライトバンで配達をしていたが、この車に乗ってみて,
改めて完成度の高さを実感した。無駄の無い車内空間、運転しやすく、乗り降り楽な座席周り、
商品出し入れ楽な後部上下分割ドアー・伝票作成に便利な運転席前のダッシュボード(その両側にある
ボールペン用のホルダーがニクイ)・整備し易い前面ボンネット下のエンジン周り・丈夫で高性能なエンジン・
走る石鹸箱ともいわれるユニークなスタイルとすっかり”ひとめぼれ”してしまった。
そうこうして乗用車代わりにも乗っていたりもしていたら、こんどは2台目のステップに乗り換えることになり、
エンジンや部品を次の車に入替えたりしていじっている間に、旧車の趣味にのめり込んでいった次第です。
そしてあちこちの旧車イベントに参加し始め、ステップバンのクラブのLOVE STEP!(www.lovestep.net )にも
入会して私より若い仲間とステップバンの情報交換や交流を楽しんでいる今日この頃です。
私達ラブ・ステップのメンバーは35年も前に生まれはかなく消えた幻の名車を末永く大切に乗って
後世に伝えていきたいと思います。
③ 左 根本進氏(ステップバンの開発責任
者でラブステップの最高名誉顧問)
右 安部宏氏(TN360等の開発担当者) ④ 揖斐川堤防にて 子供たち(23年前)
真中は私
余談になりますが、もし660ccの拡大版のステップバンを発売していたら、
ワゴンRやムーブの独走は決して無かったと思う。今からでも遅くない是非造って欲しい。



