いつの頃からだろうか

この世界がゲームの中

登場人物であると感じるようになり

何か別の生き物に見られ、動かされ

流れのままに身を委ねるようになっていた


流れに身を任せることにより


この世界の森羅万象が諸行無常であり

一切皆苦であると思うようになった


様々な事象を受け入れる事が出来るようになった


いつからだろうかと考えると‥


次男を亡くした時に

受け入れ難い事実を

受け入れないと

前に進むことが出来ないと

悟った時に大きく変わったように思う


あの時の辛さは味わいたくないが

様々な気付きをくれた

傲慢に生きていた私に

次男の死を通して様々な気付き

プレゼントしてくれたのかもしれない


流れに身を任せ

逆らわず、コントロールすることなく

周りや環境に感謝をし

今を大切に楽しく過ごす


生の向こう側を

次男の死を通して

考えるようになった


人間は産まれたら

すぐに死に始めている


だからこそ

生かされた時間を充実したものに

大切な思い出作りと

経験をさせてもらっている


あれから10数年

高校生になるであろう次男を

片時も忘れたことはない

物理的な身体はないが

次男は今も心の中で微笑み続けている


ありがとう

気付きをくれて

ありがとう

生まれてきてくれて



それでは、皆さん楽しい1日を過ごしましょう!