こんばんは!

加藤秀視です。


4月20日に俺が所属しているエージェント会社主催の出版記念パーティーがありました。

今回、皆様の前でなぜ?この本を出版するに至ったのか、その経緯をお話させて頂きました。



この時、俺が一番感じたのは自分の影響力の足りなさだ。

やっぱり、「震災」という事実が世の中で少しずつ過去のことになっていっているのをマジマジと肌で感じる。


震災はまだまだ過去の話じゃないし、現在進行形の問題だ。


たとえ、直接的な支援ができなくても、意識だけは当事者意識が必要だと思うし、過去のこととして安易に処理しちゃいけない。


被災地のことを考えてネガティブになれ、って言ってるんじゃなくて、真剣に向き合って、知って、わかって、できることを考えて欲しいんだ。


もし、自分の家族の誰かがガンになって入院したら、手術は終わってもずっとお見舞いに行くだろ?

いつでも頭の中に家族を想う気持ちがあるだろ?


つまりそういうことなんだ。

この震災は地震、津波があって、復興に向いたら

「ハイ、お終い」じゃない。

被災地支援もブームやムーブメントにしちゃいけない。

みんなで支え続け、できることを考えていかなきゃいけない問題なんだ。

俺はそのことをもっと声を大にして伝えたい。


でも、多くの人に伝える為には……

多くの人に影響を与える為には……

大きな影響力が必要だ。


俺には、まだまだそれが足りない。


ある被災地におられる方が言われた。


「食べたいものが食べれて、あったかい布団で寝られて、好きなことができる。これって夢のような生活ですね。まるでディズニーランドみたいだ……」


この言葉を聞いた時、俺は胸が痛くなった。


俺たちにとって当たり前の生活も、被災地の方々にとっては、ディズニーランドって言うほどに夢のような生活なんだ。


俺たちはこの”当たり前の生活”にもっともっと感謝の心を意識しなければいけない。


そして、早く被災地の皆さんにも”当たり前の生活”をしてもらえるよう、みんなが協力して支援しなければならない。
改めて、そう強く思った。


どれだけ綺麗事を言っても、人を救うためには力が必要だ。

世の中を変える為には力が必要だ。


そのためにも、これからはもっと様々な分野に挑戦していきたいと思う。


少年少女の更生や企業研修、ビジネスマン、学校教育や社会人教育など様々な人材育成を普段からさせていただいているが、人財育成家としても、いち1人の人間としても…今年は活動の幅を更に広げていく。


よく、「加藤秀視さんを紹介する時、『加藤秀視さんって何をしている人?』って聞かれると説明しづらいんですよね。この熱い気持ちを伝えたいのにもどかしい…」


という声を頂くのだが、俺は【人財育成家】として世の中を良い方向に変える人財を育て、輩出しようと思っている。


一緒にして大変おこがましいが、尊敬する中村天風先生も偉大な人財育成家であったと思う。


それが俺の軸で俺の信念だ。

社会起業家としての加藤秀視も、講演家としての加藤秀視も一面にすぎない。


なので、やっぱり「加藤秀視さんって何をしている人?」聞かれたら答えにくいかもしれません(笑)申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。(^^)

結局、今回の出版も伝えたいメッセージを伝える為に本を書いたわけで、

やっぱり一人でも多く俺のメッセージを必要としてる人に届けたいと思っています。


そのためにも、これからさらに精進していきますので、よろしくお願い致します。


いつもこのブログを読んで下さっている皆様。

本当にありがとうございます。

皆様のご声援やメッセージが本当に励みになります。

どうか、これからも変わらぬご支援を頂けましたら幸いです。


愛と感謝をこめて。

加藤秀視