5月6日の夜7:30から、NHKで『日本の、これから ダイジョーブだよね? 若者とニッポン』という討論番組を視聴。10分だけのぞいてみるつもりが、9時までしっかり見てしまった。いやぁ、いい番組でした!

議論はかなり深いところまで掘り下げられていたし、そのやりとりを聞きながら、納得する発言多々あり。
40代後半の女性は、バブル時代の若かった自分を振り返り、「男はこぞって外車を買い、女は高級車でドライブに連れて行ってくれる男を選んでいたような時代だが、決して心は満たされていなかった。今の若者がモノに走らないのはいいことだ」と発言。それは正しい、確かに車をほしがらないからアンビション(大志)がない、とは言えないなと思ったり。
給料をたくさんもらうために、他のすべてを犠牲にするには、今の世の中魅力的なことが多すぎると思ったり。
ズバズバとモノを言う室井佑月さんの本音トークも面白かったし、元銀行員という男性には「この人、教育者になってたらいい先生だったろうなぁ」と思ってみたり。
批評家の宇野常寛氏、これは出色だった。社会の分析がマスコミの論調にひっぱられることなく的確だったので、彼の本を取り寄せて読んでみよう。


この討論の発言に、私なりに答えてみたい言葉がいくつもあった。今度、そんなことをHPでやってみようかな?


加藤紘一オフィシャルサイト
「加藤紘一のチョッとひとこと」より
http://www.katokoichi.org