-- ついに完成! おいしい「冷凍」だだちゃ豆をどうぞ --
私の郷里、庄内平野における二大食品といえば、平田牧場の金華豚と、鶴岡市農協のだだちゃ豆です。
以前、私は鹿児島出身の国会議員と、互いの地元の特産である金華豚vs黒豚のしゃぶしゃぶ食べ比べ対決をしたことがあります。米をたくさん食べて育つ金華豚の淑女のような味わいと、野武士のように力強い味の黒豚。面白い勝負でしたが、まあ勝負ははじめからついていました(これ以上は言わずにおきましょう)。
今回お話したいのは、もうひとつの名品、だだちゃ豆のことです。私は毎年夏に東京でパーティを開いていますが、過去20年にわたり、そこで地元産品のPRに努めてきました。自分では、地元代議士としての虚仮の一念が岩をも通し、5~6年前から効果が現れてきて、とうとう全国的にブレイクしたと思っております。
しかし、だだちゃ豆は1年のうちの短い期間、7月中旬から8月下旬までの1カ月が旬で、そのあとは採れません。今までも一気に収穫した豆を茹でて冷凍し、通年食べてはきましたが、不思議なことに、だだちゃ豆は冷凍されても内側の薄皮の生命力が強いのか、豆の養分を吸いながら肥大していくのです。経過とともに豆は細り、香りは失せ、甘みも消える。これをどうにかできないかというのが、冷凍だだちゃ豆における課題でした。そしてT飲料という地元民間会社と鶴岡市農協が、ずっと冷凍枝豆の開発競争をしてきました。ごく最近までは、T社が2歩も3歩も水をあけて比較的おいしい製品を出していたので、私は農協陣営に「がんばれ、がんばれ」とけしかけていたのですが・・・・・(文字数制限の為、続きは下記URLにてご覧下さい)
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