年末、親戚に、赤ちゃんが2人産まれました。
時々、「赤ちゃんに会うと辛くない？」と聞かれます。赤ちゃんを産んだ従姉妹や義妹も、気遣ってくれているのが伝わってきました。せっかくの幸せムードに、水を差すようで、本当に申し訳ない！
私は大丈夫です(*^^*)
元来、赤ちゃん好きな私は、赤ちゃんは無条件にかわいいし、抱かせてもらうと幸せな気分になります♡
逞（たくま）のことを考えると、まだまだ涙があふれるし、公園で、幼い男の子の兄弟が遊んでる姿を見ると胸が痛むけど、私には、別の次元で乗り越えなければならない壁があると認識しています。
9ヶ月前、我が家の次男逞は、何の前触れもなく、夜中息を引き取りました。
SIDS（乳幼児突然死症候群）
原因は不明とされているけど、自分の落ち度を責めずにはいられません。
あの日、寒空の下、家族でお出かけしなければ…
あの日、大人用の毛布で一緒に寝かせなければ…
あの日、私がもっと早く逞の異変に気がついていれば…
3人目だからと言って、注意力が散漫になっていたのでは？
小さな命を守ってあげられなかった自分が悔しくてなりません。
もっと生きたかったよね。
お兄ちゃんやお姉ちゃんといっぱい遊びたかったよね。
パパやママにいっぱい抱っこされたかったよね。
ごめんね逞…
誰も私を責めないし、実際、逞の死の原因は私にないのかもしれないけれど、私の完全理系脳は、自然と理由を追求してしまいます。
人の感情で一番辛いのは、後悔だと思います。
赤ちゃんに会うから辛いのではなく、いつでも、どんな時も、拭い去れない後悔の気持ちが辛いのです。
過去には戻れない。
心配してくれる友人や家族、親戚のためにも、曇りのない笑顔で過ごしたいと思うのだけど、まだまだ周りに気を使わせてしまう私がいるようです。
ヨガの勉強を始めました。
以下、テキストより一部抜粋。
前略
サンスクリット語のユジュから派生した言葉で、「結合する、結ぶ、つなぐ」という意味をもちます。乱れた心を一点に結びつけて、精神を集中させることで究極の心の安らぎを創り出す、いわば「心の筋トレ」といってもよいかもしれません。
中略
ヨガというと、主に身体を動かす「ハタヨガ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、身体をリラックス、もしくは柔軟性を高めるポーズや動きなどは、意識と身体へのアプローチ方法であり、ヨガの1つの側面にすぎません。
ヨガの本来の目的は、身体と心をバランスよく結びつけ、心の苦しみや悲しみ、不安などのネガティブな思考から解放されて、心の平安を得ることなのです。
後略
幸い、子どもの頃に習っていたバレエのお陰で体の柔軟性はあり、ポーズは難なくとれるため、「心の筋トレ」に集中できそう。
まだまだ心の平安にはほど遠いですが、インストラクターの資格を取るまでになりました。逞が出会わせてくれたヨガの世界から、何が見えてくるか楽しみです。
昨日は、逞の亡くなる前日に家族で行った海と温泉にみんなで行きました。娘もその日のことをよく覚えているようで、逞の話をたくさんしました。家族5人の大切な時間。
焦らず、慌てず、自分の心と向き合っていきたいと思います。