7月31日の記事で書いた
”秋田でどんな体験をしたのでしょうか？”という問題ですが、
残念ながら正解者はいませんでした
あっ、マドモアゼル☆アリサ様が残念そうな面持ちで帰っていきました
マドモアゼル☆アリサ様にはまた次の機会に登場していただきましょう
さてさて、
ありたんが秋田で何をしてきたかというと…
男鹿なまはげロックフェスティバル
(通称ONRF)
を楽しんできちゃいました
招待してくださったONRF実行委員のみんなさん
どうもありがとぉっございました
今年は港で開催ということで、
海
音楽
を楽しみながらのお酒
まんずうめしてなもかもねがっだや
横手やきそばや
男鹿のイカ焼きをたしなみつつ
最高の音楽に酔いしれました
親友ちゃんと二人でテンションマックス
写真じゃ全然伝わらないのが残念なんですが、
ものっそい盛り上がり
アーティストさんたちはＭＣで東日本大震災の話をしてらっしゃる方が多かったです。
秋田は幸い東北で唯一死者が０人でした。
我が故郷から死者が出なかったことは本当に安心しましたが、
だから他はどうでもいいってことではありません。
その不幸が我が身に降りかかっていても何らおかしくはなかったのだから。
そして私たちにも大切な人がいるように
亡くなった方々にもかけがえのない大切な方々がいたのです。
でも、もう話すことも触れることもできない。
きっと彼らはみんな明日は当たり前に来ると思っていた。
まさかこんな風に最期がやってくるとは思っていなかった。
私たちだって同じです。
明日も当たり前に会社へ行けると思っている。
明日もまたお母さんの温かいご飯を当たり前に食べれると思っている。
でもそれは当たり前じゃなくなるかもしれない。ある日。突如として。
だからと言って毎日怯えながら暮らそうということではない。
何もかもを当たり前だと思わないで生きていきたいということである。
そしてたった一人の力で今生きていると決して思わないで欲しい。
今、生きているということは
必ず誰かに愛情を与えられて、
必ず誰かに救われて生きてきたということだから。
自分はここにいることが、当たり前だなんて思わないで欲しい。
人類が誕生してから今、この瞬間まで
たった一人でも先祖が欠けていたのなら
”私”は存在しないのだから。
だから、奇跡的に産まれてきて
奇跡的に私のこの文章を読んでいるあなたは
それだけで素晴らしい。
音楽が震災で失ったものすべてを元通りにしてくれるのか？
音楽が世界中の紛争をなくしてくれるのか？
音楽が温暖化を阻止できるのか？
と言われたら、それは無理な話だ。
だけど、音楽が奏でられている間中
ONRF会場内の観客はみんな笑顔だった。
これだけで十分すごいこと。
こんなにたくさんの人を笑顔にできるって本当にすごいこと。
不景気だからとか
不謹慎だからとか
そんな理由で楽しまないのはおかしなことだ。
口角上がってない人間ばかりの国なんて
腐ってしまった方がましだと思う。
貧しくたって、
バカ正直だと笑われたって、
笑顔で溢れてる国の方がずっと素敵だ。
死んじゃったおばあちゃんが
元気がなくて俯いている私の口角を指で無理矢理上げて
「笑ってればなんとかなるから笑ってれ。」
って根拠もないようなことをよく言ってくれた。
でもその言葉よりも何よりも
その時のおばあちゃんの笑顔に救われてた。
その笑顔を見てたら
赤点だって友達との喧嘩だってすごくちっぽけに感じたんだ。
赤点のテストはお母さんに見せる時に「次はいい点数取るから」って誠意を見せて有言実行したし、
友達には謝ってみたら友達も「私の方こそ」って意外にも簡単に仲直りできた。
なんだって前向きに考えてたら事はうまく進んだ。
時にはプラス思考が裏目に出て傷付くこともあるけど、
そんな時こそ笑顔でいようって思う。
傷付いたり苦しんでるのは自分ばかりじゃない。
みんな大変だしみんなもがいてる。
だからってみんなが悲しそうだったり辛そうな顔をしてたらどうだろう。
そんな国が明るく前向きになるわけがない。
私は何事も形から入るタイプだから
笑顔でいればきっといいことが来るって信じてる。
笑顔でいれない日ももちろんあるけど
私が笑顔でいれる日は他の人を笑顔にしてあげられるぐらいの余裕は持っていたいと思う。
アーティストさんにとって
たまたまそれが”音楽”だっただけのこと。
じゃあ、あなたは何で笑顔を作りますか？
私はアーティストさんみたいに歌が上手なわけでも
器用だったり、秀でた特技があるわけではないから
ちっぽけな自分のままで笑顔を作っていく方法を模索中。
とにもかくにも、
私は笑顔の人が好きだ。
へば、まんずぅ