こんばんわ。ダウン症の次男くんのパパです。


今回、手術、入院しているのは紛れもなく私です。


明日のCT検査の結果次第で、退院出来るかどうかが決まります。


恐らく大丈夫だと、おっしゃってくれましたが…


あくまで


「お・そ・ら・く…」


不安になります…。


ちゃんと聞いてはいませんでしたが、私の今回の病名(怪我名)は


慢性硬膜下血腫



というものだと思われます。(多分どっかで言ってくれていると思うけど、それどころではなかった)


思えば、2ヶ月半前、とある事情で頭を打ちました。その時は、大丈夫であろうと勝手に思い、放置をしていました。


ネットで見ても、24時間がまず勝負で、次が1・2週間、場合によっては2・3ヶ月後に症状が出る場合もある。と確かそのサイトでは書いてありました。


2ヶ月半が経つ頃…私が丁度検査を受けた日です。


歩いていると、なんか、左の靴を地面にする音が気になったのと、よくつまづく様になりました。


少し過度に仕事をした事もあったので、疲れかなぁだとか、左足だるいで調べると、ストレスという言葉も出てきたので、あっ、多分それだわ。なんて思ったりもしました。


そのうち治るだろうと数日が経過し(これも、今思えば危なかった)、早く寝ても、休みを挟んでも一向に良くなる気配がありません。


最後にヤバイと思ったのは、会社の階段を降りるとき、左足だけが次の段に行ききれず、かかとが今おりる段の角に引っ掛かる状態に。あと、パソコンのキーボードを打っても、左手だけ打ち損じが頻発し、これはマズいという事になります。


どう考えても脳の影響だと。


左半分が麻痺しているのだと。


仕事中ではありましたが、至急、脳神経外科に直行!!今日を逃すと金・土・日が休みになってしまうと言う事だったので、慌てて木曜日の午後から向かいました。(これも今思えば良かったのかも)


脳のCT検査を受け、ドキドキしながら名前が呼ばれます。


結果は黒。


最近、どこかで頭ぶつけてます?と聞かれ、


あっ、あの時だ!!



ネットで調べた、2・3ヶ月後という言葉も思い出しました。


先生は、


慢性硬膜下血腫(恐らくそう言っている)てすね。


頭の中に血が溜まっています。ジワジワとくる場合もあるので、気が付きにくい場合もあります。


少量だったら薬で散らせる可能性もあるんですけどねぇ、手術も簡単なので大きな病院を紹介します。今から行けますか?と。


今から??急に??


思いもよらない展開で、あっという間に妻と車で大きな病院へ。


その夜手術となるのです。




慢性硬膜下血腫 の手術は、小さな穴を開けてやる簡単な手術と聞いていました。その手術とは…


前の記事と少しかぶるとこあります。スミマセン。


私は頭なので、全身麻酔だろうと思っていると、


なんと、


部分麻酔!!(手術は1時間程度)


ネットで見ても、基本的には部分麻酔らしいですね。

だから、本当に簡単な手術なんだろうなとなめていました。


まずは、体の固定と頭と目を何かで覆われました。


麻酔の注射が打たれ(見えてませんが恐らく)、切開すると、ウィンウィンと音が聞こえてきます。あの音はどう考えても、仕事で使い慣れてるあの工具の音!!



ここからは、表現がリアルになるので、苦手な方は飛ばして下さい。


頭を押さえつけられながら、ゴリゴリと。音がそろそろかなぁといった時、全身に響く


ドンっ!!!!


の音。はい、貫通したでしょ、今のは。(ドリルを使う仕事をしていれば、だいたいわかります)

一生忘れませんね、あの衝撃と響く音。骨を伝って全身に響き渡ります。言うならば、爆風に巻き込まれた感覚です。


そこからは、黒くなった血液を吸う音、洗浄する水の音のオンパレード。(見えてないので多分)


そうこう言ううちに、手術も終盤を迎えます。頭を閉じて、縫われます。初めて縫われたのですが、縛っている感じがすごく伝わってきます。終わったなと思いきや、最後は止めのホッチキス。



みなさんもわかると思いますが、厚い紙を大きなホッチキスでとめる際、ぐっと押してちょっと刺さって、ぐっと力を入れて最後まで打ち切る。それが、頭の感じ、音でわかるのです。


ずっと、力が入りっぱなしで汗もかきっぱなしの私でしたが、無事に手術は終りました。


部分麻酔が駄目な人は、全身も出来る?らしいです。


その日の夜は、頭から管が出た状態。夜中になると頭がズキズキ痛みます。麻酔がきれてきた事もあるのでしょう。鎮静剤を打ったもらい、何とか朝まで寝られました。


そこから、入院生活がはじまります。


点滴を外す前は、頭、右手には管が刺さり、左手には、酸素濃度を測るもの?心音を調べるもの?があって、思うように寝られません。



それよりなにより、トイレはどうしたら良いのでしょう。(お食事中の方は後で見てください)

大きい方はしませんでしたが、小さい方はなんと、尿瓶!!



はじめて尿瓶を使います。でも、どうやって使うかのレクチャーが無かったので、すぐにネットで、調べます。ほうほう、なるほど、そうやるのか。体を横にして何とか済ませる事が出来ました。


翌日は、CT検査をし、頭の管を抜くことが出来ましたが、夜になると頭が重くなります。手術の後遺症でしょうか。それは2・3日続き、その後、だいぶ痛みは引きましたが、なんとなく頭が重くなる毎日。鎮静剤でごまかしながら過ごします。


全体的な入院生活で言うと、今までが忙しすぎた事もあり、こんなに何も考えず、気にせず過ごせるんだとノンストレスで寝ていました。看護師さん達が全部世話してくれるし、しかも、優しい。本当に有り難いなって改めて思いました。間食は無しで、3度のご飯が美味しいこと。私はもともと薄味でしたので何の問題もありません。



シャワー、お風呂も時間制限はありましたが、好きな時に入れるので良し。



入院3日目くらいから、リハビリもはじまりました。前の記事で詳しく書きましたので、割愛しますが、リハビリの方も、親切、丁寧、優しいの三拍子で本当にお世話なり、楽しかったです。



体幹運動は退院後も続けていきたいと思います。

リハビリが始まって、んっ?と目についた飲み物がこれ。



入荷しても、すぐに売り切れになる飲み物。
皆さん、追い込んでいるのかなぁ?

私も初めて飲みました。少しは体の為になったのかな?

そんな入院生活もやはり飽きてくるもの。特に、夕飯後の6時半から消灯10時までは、暇の極地。
周りでテレビを見る人もいないし、スマホは通信制限かりそうだし、さすがに出たくなってきました。

そんなこんなで、明日はCT検査。
結果が良ければ、無事退院です。
駄目だったら、また同じブログを更新し続けるかもしれません(笑)

無事に帰宅できますように。


あくまで、イメージ写真。明日はこんな感じで帰れるといいなぁ。

前の記事でも書きましたが、ドクター、看護婦さん、リハビリの先生、その他関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。大変な仕事だとわかっていましたが、関わってみると本当に有り難みがわかります。本来病院には来たくは無いのですが、また縁ある様でございましたら、よろしくお願いします。

病院に関わる皆様、引き続き、私達を助けて下さい。そして、お体には充分お気をつけ下さい。

あと、頭は本当に繊細な部分です。少しでも気になるようでありましたら、いち早く病院で調べてもらいましょう。(お前が言うなって)