運がいいとか、悪いとか そういう事って 確かにあると~♪
さだ まさしが唄う
「今日はついてないよ、オケラだ。」と競馬オヤジが嘆く。
「今月は調子が悪い。スランプだ」 売れない営業マンがいい訳をする。
どうも人間と言うのは、自分の努力不足を横に置き、思うようにならないと運だかと、
調子が悪い、リズムが悪い・・そんなモノのせいにする。
不幸を招くのは、行いが悪いからであって、世の中が悪いのではない。
不幸な結婚生活を送るのは、相手が悪いのではなく、そんな相手を選んだ己の甘さ。
貧しい生活を送るのは政治が悪いのでなく、勤勉さが足りないか、生活設計が出来ていないから。
親兄弟に頼る事もできない状況の中、物を売って生きていかなければならない日々。
頼るのは自分の努力だけ。いつしかそんな考え方になっていた。
有頂天な生活が一転、寝る場所のない生活。そんな時もワクワクした。
「又ゼロから這い上がるアノ快感を味わえる!」
王貞治は言った。「ホームランを打てなかった夜は、
一生ホームランを打てないのではないか不安になる。その不安に打ち勝つために、
必死に素振りをする。」
この仕事も16年目。年月と共に不的中の重みを感じるようになる。
「このまま、ずっと当たらないのでは・・」 そんな不安が頭をかすめる事もある。
そんな時「休む事も大事だよ」と言ってくれる人も居る。
だが武田鉄也の母親が言う。
「休みたいとか・・・そげな事思うときは、死ね!」
超一流ではない私は・・・必至に素振りをする。 人生は楽しい。