「人生は、後半生が大事」
人から必要とされない寂しい人生…非常にキツい。
マザーテレサは、「死を待つ人の家」を開設し、行き倒れの人や、道端で倒れている瀕死の病人を見つけると、ここに連れてきた。
マザーは、「たとえ、人生の99%が不幸であったとしても、最後の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」と語り、最後の瞬間を安らいだ気持ちで過ごしてもらうよう手厚く介護した。
そして、ほとんどの人が、息を引き取るとき、「ありがとう」と言って亡くなったそうだ。
「終わりよければすべてよし」という格言がある。
これは、シェークスピアの戯曲の「All’s well that ends well」の和訳だと言われている。
物事の結末が大事であり、途中経過は関係ないということ。
まさに、人生も同じで、前半でどんなにいい学校を卒業し、有名な会社に入ったとしても、後半、特に定年後に、何もやることがなく、行くところもなく、朝からテレビばかり見ているような人生だ。
人から必要とされない寂しい人生。
「人生は、後半生が大事」という言葉を胸に刻みたい。