”法然上人のあたたかな言葉” | コンフォートトランセゆいのブログ

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函館市の民間患者等搬送事業、介護・福祉タクシーのブログです。
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「法然上人のあたたかな言葉」

「いい加減」な「良い加減」の生き方、素敵ですね。



オリンピックの選手たちのように、血のにじむような努力を重ね、ケガや不運を乗り越えてメダルをとりにいく、という人生があってもいい。

 

だが、大多数の一般人は、そうはいかない。

 

 

しかし、その中にあっても、居眠りをして、目がさめたらまたお念仏を唱えるという愚者のごとき生き方をする人もいる。

 

何度眠ってしまっても、また、起きて、また、始める。

 

そんなカタツムリのような歩みであっても、それを何十年と続けると、あるとき階段を何段かあがっていることに気づく。

 

 

反対に、眠るまいと股(もも)に錐(きり)を突き立てるような超人的な努力をする人は、あるとき、ぽっきり折れてしまうこともある。

 

ゼロかイチか、の思考だからだ。

 

 

人の考え方には、ゼロかイチかという極端な考え方とは別に、その中間の考え方もある。

 

それが、仏教でいう「中道」の教えであり、「いい加減」という生き方。

 

雨が降ったら雨の中をゆっくり行けばいいし、もっというなら、そこで休んでもいい。

 

 

何が何でも前に進む必要はないのだ。

 

それが、「いい加減」な「良い加減」の生き方。

 

 

「法然上人のあたたかな言葉」を胸に刻みたい。