「人生の道草を楽しむ」
人生には道草の方が大事なんでしょうね。
もっと道草を楽しみましょう。
ひろさちや氏の「人生を目的地主義にしてはいけない」
『フランスのノーベル賞作家のアナトール・
《九年級の受け持ちのグレピネ先生が、教室で、「人と精(精霊)
とはいえわたくしは あの寓話を昨日聞いたよりもはっきりと思い出す。
ある精が一人の子供に一つの糸毯(いとだま)を与えていう。
「この糸はお前の一生の日々の糸だ。 これを取るがよい。
時間がお前のために流れてほしいと思う時には、
糸毯を早く繰るか永くかかって繰るかによって、
糸に手を触れない限りは、
子供はその糸を取った。
そしてまず、大人になるために、
その結果は、子供は精の訪れを受けて以来、
人生を目的地主義で生きると、六十年、七十年の生涯が、
だとすると、わたしたちは、人生に目的を設定してはいけません。
多くの人は自分の人生の目的や目標を立てる。
そして、それに向かって、まっしぐらに、できるだけ効率的に、
それは、親が子供によくいう「早くしなさい」
早くご飯を食べ、早く学校に行って、早く会社に勤め、
目的地主義で生きるのではなく…
人生の道草を楽しめる人でありたい。