「つまづいたおかげで」
人はつまづきや失敗が色々あって、その経験が「磨き砂」となり、成長して行く。
「磨き砂」で磨きましょう。
渡辺和子氏は、五十代の約二年間、うつ病で苦しんだ。
その間も、学校の授業や仕事はこなしていた。
だが、講義をしていても、言葉がスムーズに出てこなかったり、人と話しているのに、いつの間にか眠ってしまったりするような時期があったという。
我々は、つまづいたり、転んだり、失敗したりしたおかげで、人としての大きな気づきを得ることができる。
なにごともない、さざ波一つ立たないような日々をぼんやりと過ごすのなら、人は、面白味のない、つまらない人間になってしまう。
人が、一皮むけ、成長するには、つまずきや失敗という「磨き砂」が必要だからだ。
「つまづいたおかげで」
つらいや悲しいことが起きたとき…
マイナス要素からさえ、プラスの要素を掴みとることができる人でありたい。