どうも!ガバディです。


ついに用具レビューとかいうジャンルに手を出していこうと思います笑

今は用具が固定出来ていますがその前は用具沼にハマっていて、色々な用具を試していたのでその体験が参考になればと思い、書いていこうと思います!(たぶん負けが続くとまた用具探しの旅に出ると思います笑)


今回は現在も愛用しているエボリューションMX-Pをやっていこうと思います!




概要
エボリューションMX-Pはティバーから定価6000円で販売されています。
ニッタクのファスタークG1、ヴィクタスのV15、ドニックのブルーファイアあたりが同価格帯、もう少し安い価格帯でTSPのスーパーヴェンタス(現在のヴェンタスエキストラ)、ヤサカのラクザシリーズ、ミズノのG Fシリーズがライバルラバーになってくるかと思います。
リオ五輪男子シングルスでベスト4に入ったサムソノフ選手が使用していることでも有名です!
今回は50度ではなく、47.5度を使用します。

外観
シートは柔らかめで厚すぎないです。
スポンジは気泡が大きめの目立つ赤色をしています。

軽打

シートの柔らかさのおかげかボールを持つ感触が強く、ボールをコントロールしやすいです。

軽打段階ではシートとスポンジで掴んで弾き出すイメージではなく、柔らかいシートで掴んでコシのあるスポンジで弾き出すイメージで飛び出していきます。
ボールの飛び出し角度もやや上方向です。



攻撃系技術

対上ドライブ
軽打と同様に玉持ちの良さで打点が多少ずれても安定して入ります。
また玉持ちの良さを活かしてボールを伸ばす、沈ませる、弾ませるボールなどドライブに微妙な変化をしやすいのが強みです。

対下ループドライブ
玉持ちの良さで安定して入ります。
回転も予想よりもかかって入るため、相手の目測ミスによるブロックミスを誘いやすいです。
ただしシートのみで擦ろうとすると落ちる時があるのである程度食い込ませることを意識した方が威力が出て、安定します。

一発ドライブ
スポンジまでグッと食い込ませたドライブではスポンジのコシの強さが出て、ボールを持った後にギュッとボールが放出される感触があります。ボールもかなり重く、十分に威力が出るし制御しやすいです。

カウンター
前陣でのカウンターではシートで薄く引っ掛けてのカウンターよりスポンジまで食い込ませてするミート気味のカウンターの方が安定しました。
チャイラバでよくしているシートで擦り気味のカウンターみたいな形でするとシートが滑る感覚があり、安定しないですし弧線が高くなり決定力に欠ける印象がありました(僕の技術不足もあるかもしれませんが)。
また中後陣からかけ返すドライブは威力、ノビともにあり、良かったです!

ミート打ち、スマッシュ
軽く当てても上がりすぎず回転の影響が少なめです。そのため47.5度の中では安定する方だと思います!(個人的に47.5以上でミート打法最強はファスタークG1だと思いますがそこに引けを取りません)
ただし、軽く打つと打球感がこもる感じがあり、気持ちよさはないですね。
爽快感を出すにはスポンジまで食い込ませる必要があります。


守備系技術

ツッツキ
可もなく不可もなくちょうどいいです!
飛びすぎないのでそこまで神経を使わずに切りに行けます。
ただし乗せ気味でナックルにして出すツッツキはシートが回転の影響を受けて安定しにくいです。これもスポンジまで食い込ませて押し込む必要があります。

ブロック
マジで安定する。軽打でもあったボールを持つ感触がここでも発揮されています!
止めたい時は当てるだけで止まるし、伸ばすのも弾くのもしやすく、ドライブ同様に変化をつけやすいのが印象的です。

プッシュ
ミートと同様コツを掴めばやりやすいです。コツはスポンジまで食い込ませることですね!これで一瞬ボールをギュッと持つ感触があるため、威力だけでなく安定感も増しますね!

ロビング、しのぎ
飛び出し角度が中間で弾みも強くないことと硬めのスポンジが災いして軽く当てるだけだと飛ばずに安定しません。
しのぎでもある程度ラケットを振ってボールの弧線を描くことを意識する必要があります。


サーブ・レシーブ

サーブ
本末転倒ですがサーブはラバーのクセに慣れることと技術の問題だと思っています。表ソフトでもブチ切れのサーブを出せる人をよく見てきましたので。
ただこのラバーはシートが柔らかめということもあり、47.5度の中では回転がかけやすい部類だと思います!
強い回転をかけたいならばやっぱり食い込ませることを意識する必要があるかなと感じています。

レシーブ
卒なくこなせると思います。回転に対して絶妙に鈍感な所もあり、相手コートに返しやすい印象でした。

フリック
下回転を起こすレベルのフリックは容易に出来ます。ただシートに食い込ませるだけのフリックだとスピードが遅く、決定力に欠けます。決定力のあるスピード重視のフリックをするにはシートにスポンジまで食い込ませる必要があります。
まぁ私の技術不足が大きいですね。

ストップ
弾みが高価格帯ラバーの中では控えめなのでストップもやりやすいです。シートで薄く捉えるだけではストップを切るのは難しかったですね。これもストップを切るには技術が必要になります。


結論

結論
とにかく玉持ちがよく、ドライブとブロックに強みがあります。ただシートが柔らかめということもあり、カウンターや台上技術は慣れが必要かなと思います。

合いそうなプレイヤー
玉持ちがよく、ドライブとブロックに強みがあるので前中陣でドライブを仕掛けて攻めていく選手に合うと思います。フォア主体でドライブも色々と変化をつけてチャンスメイクして、一発ドライブで決めに行くスタイルに合うかなと思います。

47.5の中でも全体硬度が柔らかめで回転がかけやすいことからスイングが安定している初級者から上級者まで使えると思います。上級者でもより弾みが欲しいなら50度、よりグリップが欲しいなら最近発売されたMX-Dなどへ移行もしやすいので試してみる価値はあるかと思います!

継続使用するか
今の私のスタイルにマッチしているため、継続して使用していきたいと思います。個人的には試合で使う技術が全て納得できる性能なのでミスをしても用具のせいではなく自分の技術不足と納得できるのも大きいですね!


(いつものことですが)拙い文章になりましたが、エボリューションMX-Pの印象は以上になります。


こんな感じでプラスチックボール以降で使ったラバーはダラダラと内容を書いていこうと思います。


ではでは