昨日京都劇場でミュージカル・コーラスラインを見てきました。





実は初めて見る作品なのです。

コーラスラインのダンスがすごい!とは聞いていたのですが、

実際はですね、

予想をはるかに超えたレベルでした(≧▽≦)


幕が上がると、

演出家ザックの指導のもと、オーディションに来た若者たちがダンスの振り付けを練習しています。

舞台奥が鏡張りになっていて、最初はその鏡に向かって、つまり客席に背を向けてダンスの練習をしているのですが、

ザックが、

「今度は鏡の反対を向いて踊ってみよう」

と声をかけると、一斉に客席のほうを向き、

キレッキレのバッチバチの一糸乱れぬダンスが始まりました。

(「ジャズコンビネーション」というナンバーらしいです)

正直四季のメンバーがここまで踊れるとは予想していませんでした。

みなさん足なんか前に横に、いったいどこまで上げるんだ!というぐらいにガンガンあげています。

それも他のメンバーと動きがぴったりとあっているのが圧巻!

幕が上がって早々に一気に舞台に引き込まれました。

日本のミュージカル俳優でもここまで踊れるんだ、と驚きました。



上演時間2時間半強で休憩なしなので、

途中お尻が痛くなったりちょっと中だるみで退屈するときもありましたが、

ダンスは本当に素晴らしかったです。



キャシーが「ザ・ミュージック・アンド・ザ・ミラー」のナンバーで一人で踊るダンスも素晴らしかったです。

女性らしく、かつ力強く。



コーラスラインといえば、フィナーレの「ONE」が有名ですが、

私はキンキラキンの衣装を着ているよりも、

そのシーンの前に練習で「ONE」を踊っているときのほうが好きです。

全員ハットをもって、時に帽子のつばの部分を持った手をすべらせるのが恰好よくて、

各自レオタードやジャージ・Tシャツとバラバラな服装なのですが、

キンキラキンの衣装のときよりも恰好よく感じました。

あ、でも、一番好きなのはやはりオープニングの「ジャズコンビネーション」ですかね~。



オーディションを受けに来たメンバーが各自自分の過去を話す場面がるのですが、

その中で、思春期の思い出を語る男性がいました。

いや~娘と一緒に見に行ってなくてよかったと思いました。

後でいろいろたずねられても答えにくい内容のことが多かったので・・・(笑)



ザック役の田邊真也さんの声が素敵で聞き惚れました。

まるで海外映画やドラマの二枚目イケメン俳優の吹き替えを聞いているようでした。



四季のコーラスライン、

ダンスは本当に素晴らしかったのですが、

唯一ひとつだけ残念だったのは、

出演者のみなさんの身長がもう少し高ければ、もっとダンスの見栄えが良くなっただろうな、と。

こればかりは仕方ないですね。



こちらの動画の最初に「ジャズコンビネーション」のダンスがでてきます。

動画では実際のダンスの迫力・キレッキレ感はなかなか伝わってきませんけどね。

最後のほうでは「ONE」のキンキラキンの衣装でない私の好きな練習風景もでてきます。