8月24日(土)~9月2日(月)まで
9泊10日で行ってきました
世界柔道 東京大会の舞台裏のお話です
2010年世界柔道を経験し
練習会場をなんとかまわしたわたしは
この年から、日本で行われる柔道グランドスラムに
呼ばれるようになりました。
振り返っていろいろ調べてみると
青色柔道衣も導入されて初期のころだったし
それに対して表彰式に白色柔道衣を着用しないといけない
という規定ができたのもこのあたりの様子です。
えらい混乱してるときに手伝いに行ってんなぁと
のんきに話してたら怒られそうですがw
大学時代からのお友達に
練習会場で何がこまったのか、どうしてゆけばよいのか
気づいたことを手伝う度にメールでレポートしてたんです。
そしたらいろんなものが毎年改善されていきました。
総務部付けでしたので
まぁ自由に好きにさせていただき
言っていく先も友達だったので
いろいろ包み隠さず伝えられたのも大きかったです。
数年後には…
インターネット上に結果速報が配信されるようになりました。
そのさらに数年後には
コーチアシスタントと言ってパソコン上で
自分の国を選べば
選手たちが何試合後かを確認できるようになりました。
ここ数年は
その仕組みがタッチパネルで行えるようになり
今年に至っては
試合順の詳しいバージョンをネットで見れるようになってました
今年の練習会場ではこんなことがあったよ
こんなことに困っているからこうしてみたらどうだろう?
ここはもっとこうしたいんだよね。
学生時代からのお友達は
伝えれば伝えるほど、いろんな改善をしてくれました。
伝えるって本当に大切なことですね。
最初は感情が混じってしまってもいいと思うんです。
頭の中に置いとかず、心の中で腐らせず
まずは出してみる。
何回も失敗したとしても
やってみなければ改善できるポイントすらもわかりません。
そして地道にコツコツやることで
今年はついに!
なもない係にはじめて「練習会場係」という
名前がパンフレットにのりました。
ぶら下がってたところも総務部の事務局付けではなく
競技部という選手にかかわるところに移されました。
そしてそこで初めて学生係員が割り当てられ
手伝ってくれる人が増えました。
ここまでくるのに10年…
非常にながかったなぁと思います。
今では選手やコーチはじめいろんな人から
「毎年練習会場にいる何でも対応してくれる人」
という認知になっているらしく 笑
結婚指輪してるのを見つけたら
「え?結婚したの?」とか普通に話しかけられることも
実は多々ありますし
練習会場で働く学生たちのために
たまにおかしを持参して差し入れするんですが
それをみつけて「1つもらっていい?」ときいてくるので
あげたらすごい喜ばれたりしてます 笑
10年前はほとんどいなかった海外チームの日本人コーチや
英語が堪能なコーチも増えて
こちらからのお願いなども通じやすくなり
言語に関するストレスもかなり軽減されてきています。
そして、今年、初めてこんなことを言われました
・最先端でいつもがんばってくれてありがとう
・大会のキーとなる係をしてくれてありがとう
・練習会場は要ですよ
自分としてはそんな感覚を持ったことがなくて
とってもとってもびっくりしました。
でもよく考えてみるとそうなんですよね。
大会開催中の選手との接点は
すべて練習会場がメインとなります。
選手団やコーチに用事があるときは
すべて練習会場に人がきますもんね・・・
そんなところにいられることって
とっても貴重なことだったんだと
10年たって初めてわかりました
だって普通やってんもん。
感覚としては
ただ友達に頼まれて手伝いに行っただけ
がスタートですもんねw
その友達がたまたま
そういう立場の友達だっただけ
すごいですね!といわれても
いまいちずっとピンとこなかったのは
そんな私のよくわからない鈍感さにも
あったりするのかもしれません 笑
いまでも頼りにしている友達が
自分のことを頼りにおもってくれてることが
なによりもうれしかったなぁと感じます。
今回までは主に練習会場係ができるまでのお話でした。
次回からは練習会場をうごかしてみてて
見えてきた世界をお話できる部分だけ
文字に起こしてみたいとおもいます^-^♪