8月24日(土)~9月2日(月)まで
9泊10日で行ってきました
世界柔道 東京大会の舞台裏のお話です
2010年世界柔道東京大会のふりかえりの続きです。
まぁ、そんなこんなで
練習会場に缶詰になることが決まった私。
選手の飛び出しをするにも
どのタイミングで誰を呼び出すかがわからない!爆
というわけで、ちゃんと与えられた仕事をするための
必要なものをそろえるところから始まります。
とりあえずマイクは確保したし…
まずは座りたいので(笑)
いろんなところをさがしまくり
机も椅子も倉庫らしきところから発見!
というわけでやっとアナウンスコーナーが出来上がりました。
そして、とりあえずホッとして座っていると…
まぁ、そこに係員がいるならば
選手や監督たちはわからないことを聞きに来ます
・この試合はどっちが勝ったの?
・今、どの試合をしてるの?
・私の試合は何試合後?
・私のつぎの試合会場はどこ?
(4試合会場あるからどの会場なのかは重要)
・けがしたんだけどどうしたらいい?
・氷ってどこでもらえるの?
・お弁当ってどこでもらえるの?
・欠場したいんだけど手続きは?
などなど・・・
一瞬にしていろいろパンク
もちろん、そのときの言える言葉は…
「 I don't know. 」
わからんもんは、わからん 笑
何万回ゆーたかわからん
怒りだされることも嫌味言われることもあったけど
そんなもん、知らんもんは知らんw
でも、私たちにも選手たちにも必要な情報なので
これはいろんなところの情報収集手段が必要なのはわかる。
というわけで
連絡を取るための通信手段を探ります。
携帯は?→台数足りない
というか出てる場合ではない
くらいにパニックw
wi-fiは?→使えるけど
あっという間に充電が死亡
インカムは?→届かない
奇跡的に届いても
ぶっつぶっつ切れて
相手の声が宇宙人👽👽👽
うんw超古典的に
会場まで走って
連絡取りあうしかないやつですねwww
当時、試合順もなにもかもペーパーベース
紙が届かないと何もわからない
すぐに人海戦術をとりましたよね。
工夫するしかなかったんですよね。人の使い方。
幸い学生が各試合会場ごとに3人ずついましたから・・・
1人は大会会場で常駐で情報の紙を受け取り
1人はその受け取った紙を練習会場に運び
1人はその紙をもとにアナウンスしてほしい選手の呼び出しを私に言う
第一体育館(大会会場)の音声を第二体育館に直接インプットできたので・・・
とりあえず、選手かの質問に答えながら
勝ち上がりの場内アナウンスが入ったらそれを聞き
こちらで勝ち上がりをつけて別シートで大会順を確認して・・・
というほかにも膨大な作業が発生
そこに人がいると知ったなら・・・
用事をたのんでくるのは選手・監督だけではありません
様々な部署から
・大使館の人が来たから選手呼び出してほしい
・落とし物でこんなんとどいてない?
・この国のこの選手に用があるんだけど・・・
・ADカードおちてたの。この国の選手呼んで。
・この国のコーチに話がある
・アンケートとるから、アンケートBOXここにおかせて&その旨アナウンスして。
・こんな放送かけてほしいんだけどいける?
などなど…
も~
それはそれはたくさん人がやってくる
しかもわし
そこまで英語堪能やないので
アナウンスかける前にまず
原稿考えるところからやねーん
とまぁこんな状況でw
とりあえず人の確保が必要で…
しかも英語話せる人が必要で…
英語が話せる学生さんをまわしてもらったり…
そうこうしているうちに
いろんな場所から困ってるから通訳きてくれと
呼ばれてまた移動が発生する…
そして
くったくったになったところで
さらに事件は起こります。
そしてそこから私は
国際大会の洗礼ともいえる
日本の常識・世界の非常識
世界の常識・日本の非常識を思い知ることになるのです・・・
その話はまたつづきに♪