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やっと皆様にお話しできるようになりました。
周りの人はずーっと気になていたと思います。
私の右目の下のテープを。
イボを取ったのと言っていましたが実は皮膚ガンでした。
2月に手術をしてやっと昨日から撮影などの時にはテープを外すことができるようになりました。
まさか私が皮膚ガンなんて、それも顔の目立つところに!
初めは1年半ぐらい前にできた小さな赤い点でした。なんだろうニキビかなと思っているとだんだん大きくなり、半年後ぐらいには小さなイボのようになり、グチュっとした感じになり、かさぶたができては剥がれ、またできて剥がれを繰り返し皮膚にならずグチュグチュとしていました。これは悪いものかもしれないっと思ったのは去年の11月頃でした。
でもちょっと怖くてすぐには病院へいけません。皮膚ガンだったらすごく大きく切らなくてはいけないのじゃないかと不安で胸がいっぱいになり、誰にも相談できずに毎日が過ぎて行きました。
12月頃でした、娘の雅奈恵が、「ママその顔のデキモノ普通じゃないよ、ネットで見たら悪いものかもしれない!そうじゃないにしても病院へ行って欲しい」と言われました。
その言葉に背中を押され、
1月に入って大学病院へ行き組織検査をしてもらうことになりました、先生方が何人も見に来て難しい顔をします。担当の先生方が「検査結果を見ないとはっきりとは言えませんが、皮膚ガンの可能性があります」
やっぱり皮膚ガン、私が・・・・

私は自分の顔が好きです。父と母に似ている自分の顔が。
その顔がどうなってしまうのか不安で泣きたくないのにポロポロ涙が出てきました。
家に帰っても家族に言うことができませんでした。
1週間経って組織検査の結果、基底細胞皮膚ガンだとわかりました。
不思議に涙は出ませんでした。多分心の準備ができたのでしょう。
その日は東京ドームのキルトフェスティバル初日でした。
泣いてなんかいられません。
その夜、家に帰ってから家族、勝野パパと雅奈恵と洋輔に話しました。
しばらくの沈黙の後洋輔が「外のガンでよかった、見えるガンなら取れるじゃないか。」と言い、勝野パパは「そんな傷はママにとってチャームポイントになるよ」雅奈恵は私を抱きしめました。「大丈夫よ、大丈夫よ」と言いながら。私はなんて家族の大きな愛に包まれていたのでしょう。
もう迷うことはありません。
手術は2月10日、痛かったー、麻酔の注射が!本当に痛かった!
再発は嫌だったので大きく深く切って頂きました。
それから昨日までずーっとずーっとテープを貼ってカバーしてきました。
傷は縫ったのは一部であとは自然に盛り上がり治るのを待ちました。
時間はかかるけどこの方が綺麗に治るそうです。
先日先生がそろそろ昼間はテープを外していいよとおっしゃって下さいました。
心配してくださった生徒さん、ファンの皆さん、黙っていてごめんなさい。
そしてありがとうございました。

私の皮膚ガンの原因ははっきりとはわかりません。
でもやはり陽に焼いたことが原因ではないかと思います。
これから日差しがどんどん強くなります。
日焼け止め、帽子、日傘などでどうぞ肌を守ってください。
オゾン層が破壊されてきているこの時代、子供達も強い日差しには注意をしてください。
初めは小さな赤い点でした。
それが皮膚ガンになるまで2年もかかりませんでした。
明日はこのテープを外します。
でも日焼けは注意ですね。
長々と読んでいただきありがとうございました。
人生60代になるといろんなことが起こりますね。
でも私、どんなことがあっても前を向き歩いていきます。
それが私なので!