熊本城

今朝もやっと勝野の友人と連絡がつきました。
ずーっと揺れていて不安でしょうがない、眠れないと言ってました。
旅館を経営していた友人はお客様を避難させて自分の家族も避難所にいるそうです。「財産全部無くしたよ、また働かなくっちゃ、焼酎があればやってけるよ。」と電話の向こうで笑ってました。
そうだね、家族のだれも怪我もなかったのだから良かった、みんなで頑張るしかないね。
これからが大変だけど微力ながら手伝うからね！
と電話を切りました。
その後の勝野の厳しい顔。熊本にいない自分に苛立っているようです。
これから出来ることがあるよ、落ち着いてから何ができるか考えようねと話をしました。

テレビで見る熊本城の惨状も辛いようです。何年か前に一口城主に参加して熊本城が綺麗になったと喜び、誇りに思っていたので崩れていく石垣に言葉も出ないようです。
そばで見ていても辛さを感じます。
熊本の皆さんも同じ思いでしょう！
どうぞこれ以上崩れませんように・・・

今治のタオル美術館にタオルを被災地に送りたいのだけどと相談すると快く受けてくださいました。昨日の朝、手配をしてくださったのですが届くのに２～3日かかるそうです。
大きなダンボールにタオルをたくさん詰めて10箱。今日 、明日に着く予定です。大津の友人の家に着きその友人が益城に自分で持っていくことになっています。

トイレが使えないということですが、我が家のように猫を飼っていて猫トイレに固まる砂を使っている方、その砂は使えます。固まるし臭いを取るので良いそうです。
東日本震災の時そのようにして重宝したという話を聞きました。
早くトイレも電気も水道も使えるようになることを、そして皆さんが普通の生活に戻れることを祈ってます。