前回ヘラジカハンティングに行った記事を書きましたが、それに似た出来事。
前回は土曜日に行きましたが、実は夫は前日金曜日にも会社で開催されたハンティングにも参加していました(二日連続参加なんてつらい)その時にヘラジカの白骨化した頭部を発見したそうです!!そして自宅へ持ち帰ってきました・・・。
日本で暮らしていた身としては「は?!」としか言えませんでした。
家にヘラジカの頭部があるなんて想像できない状況にキョトンとしたもののすごいのか分からなかったが、エストニア人としてはHONOR(栄誉)!!!にも近い気持ち。誇らしいらしい笑 同僚エストニア人からはうらやましがられたが見つけたのは夫だという事で持ち帰れたとのこと。
ナニコレ海賊??猫も興味深々です
くまなく調べる
下をペロリかじらないでね
洗わないといけないので義実家へ行きました。しつこい汚れとか落とす高圧洗浄機で頭部の汚れを落とします。骨が砕けないのかな?と心配しましたが全然平気でした。この頭は恐らくハンティングしたハンターが置いて行ったのではないか?と夫ちゃんは予想していました。
一生懸命掃除する夫ちゃん
頭の裏側…えげつなくないですか?
ここで義父が知り合いにこういうのをきれいにしてくれる人がいるとのことで電話してくれました。実はすでに仕事は引退しているそうですが友達価格でやってくれるとのこと。家にいることを確認し近所にいるというので3人でお宅へ伺うことにしました。義父の住む地域は田舎で森の中なので相手のおうちも森まで行かないけど立派な田舎で広々しています。ドアには立派な彫られた熊が!!とってもかっこいいです。この家のご主人もひげがふさふさで熊さんみたいなダンディな人そして瞳がとても優し気な人でした
家の中もすごかった!!!元々動物のはく製を製作する仕事をしていたそうですが、奥さんの希望で引退したそうです。
ちなみに表題のハンティングトロフィーとはこんなやつ↓これ…家の中ですから・・・
リビングです
もういっちょドンッ
鳥もドンッ
タヌキもドンッ種類は違えどエストニアにもタヌキが居ます。
いや~すごいなぁ慣れないとリビングにいても落ち着かないな~wなんでもはく製にできるんですね。
そして作業場をみせてもらいました。圧倒されました
左からビーバー、上リンクス、右はアナグマ
はく製屋ともなるとこんな豪勢な使い方もします買ったら高いものにマット置いちゃう!!!
おケツも飾っちゃいます訪問者に近づかせてお尻から水を噴射するといういたずらを仕掛けていたとのこと
ここのご主人(アーレ・ヤーマさん)、今は熊の油から作った石鹸を作り、販売しているそうです。webサイトはコチラエストニア語ですがChromのGoogle翻訳で日本語にできます。注文する際はメールアドレスに送るだけ!エストニアの表記はKg単位ですがカットした重さから金額を計算して販売しています。パッケージ有無でまたお値段が変わります。
これが実際の石鹸。
国外発送しているか分かりませんが気になる方は教えてもらえれば夫ちゃん経由でアーレさんに聞いてみます
実際に使ってみましたが、肌すべすべになって漢方みたいな匂いがします。エストニアの熊の油とモミの木から作られてます。
私、アーレさんに頼まれて熊の油石鹸の説明文を日本語訳させてもらいましたもしアーレさん宅に行くことがあれば見られると思います。アーレさんは昔トロフィーを作っているときのクライアントに日本の人もいたようです。
さて、本題の私たちのトロフィーは後日このような立派なものになりましたアーレさんありがとうございました
トロフィーをもった夫ちゃん嬉しそうです(見えない?エストニア人はリアクション薄いです)