マントラとアフォメーションの違いについて!

思考の癖が潜在意識に作用し、カルマとの相互作用により
現実が、作られていきます。

引き寄せの法則は、カルマ、つまり、蓄積された
縁起の影響力について無知であると言えます。

密教では、昔からこれを清めることも大変重要であることを
指摘します。
実は、カルマは、潜在意識下で作用するのではないのです。
もっと深い魂の次元で作用じます。

これが、アラヤシキという意識です。

心理学的には、直接、到達できない無意識の領域です。

伝統的なヨーガ哲学では、これはハートチャクラ
アカーシックレコードとの関係性として説明されます。

そのため、
潜在意識を変更するためのアフォメーションだけでは、
思うように現実を変えていくことはできません。




長い人生において、付いた思考の悪い癖マイナス思考は、
一日100回ポジティヴアフォメーションを言ったぐらいでは、かわりません。

欲望、煩悩に関するアフォメーションの、荒い波動では、
無意識の深い次元にある、カルマに作用しません。

それは精々、アストラル階層、
つまり、潜在意識のレベル止まりです。

それは、ポジティヴな感情表現も同じことです。
うれしい、楽しい、わくわく、しあわせも、
感情レベルだけでは、アストラル階層
潜在意識までしか作用しません。

数回のアフォメーションや、わくわく、と言う
感情レベルの言葉だけで、意識の海の流れ、カルマを
変化させるのは難しいのです。

そこで、 大乗仏教や、密教では、
神仏の波動を頂いて、
魂の深い次元と潜在意識の両方を
浄化するという方法をとります。

それが、マントラ重要な意義です。

瞑想も、自力だけではなく、
霊的な大先輩方や、神仏の助力をを
頂くことで、はやく成就するのです。

そして、

マントラのチャンティングと瞑想は、

アフォメーションよりも、
深い次元の意識に、『波動』を作用させ
意識を不浄をから、清浄、純粋に変化させていきます。

以下は、チベット密教の有名な十一面観音マントラです。

オン マニ ペメ フム
Om = Aum

A=身体
U=口
M=意

Mani=宝石,ルビー=利他主義

Padme=蓮=知恵

Hum=不浄が純粋な清浄に変容する。

Om Mani Padme Hum 
オーム 蓮華の宝珠よ、幸いあれ



このマントラを繰り返し唱えると、心身が浄化され
仏の慈悲と仏の智の波動が、

あなたの表層意識、潜在意識、無意識を、
魂の根元である、

仏性、つまり、仏の種、悟りの種
『シード オブ エンライトメント』に同調します。

それにより、あなただけではなく、
回りの人、世界のすべてに、慈悲と仏智の波動を広げます。



OM

仏教では、A U M と言います。
身体、言葉、意識をあらわします。
ダライラマは「オームを唱えることによって、自身の不浄な身体、言葉、心をブッダの純粋な身体、言葉、心に変容させることができる」と言います。
OMは、宇宙の生成と成長と消滅を表しています。
消滅は、根元的0ポイントエネルギーフィールドであり、
エネルギーの平衝状態です。

MANI

インドの言葉でマニ宝珠は、ルビーのことです。
どんな願いでも叶えてくれる不思議な宝石です。
マニは宝石を意味し、
慈悲、愛そして利他主義的な悟りの境地を象徴しています。
慈悲、愛そして利他主義的の思考と行動が本当の
マニ宝珠です。


PADME

パドメ、パドマは、蓮華を意味し、知恵を象徴しています。
蓮華は泥の中から成長しますが、泥に染まりません。
悟りの知恵は、泥沼から生まれ、泥を超越し、
泥に汚れません。泥は無明の現世、蓮は悟りです。


HUM

フムは知恵を象徴し、
無知を払いのける憤怒の声です。
この知恵は、
マニ宝珠の慈愛と、蓮華の仏智を『統合』します。
慈愛の行為と、仏智の融合するマントラです。



インドのダラムサラに行くと、商店街の店番や、
道行く主婦や子供も数珠を手にし、
マントラ唱えながら、歩いています。

マントラを唱えることを日常としているのです。

もし、チャネラー、霊能力者、が、
熱心にマントラ唱えるならば、
神を装う闇の者、羅刹、悪鬼、邪悪な神霊との交信を
防ぐことができ、
マントラの神仏と繋がることができるでしょう。

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女神弁財天之舞

女神弁財天之舞は、インドの伝統的サンスクリットマントラ
を使った、初心者でも踊ることのできる、
インド古典舞踊カタックです。
このおどりは、カタックの家元直伝のメソッドに従った
伝統的スタイルで、講師クンジュビハアリが、構成した、
カタックダンスメディテーションです。

マントラを使用て、
身体意識にもどることで、日常の意識から
神聖な、根元的意識にアクセスして行く、
動的ヴィパアサーナと言えます。

詳しくは、facebook page をご覧ください。






講師クンジュビハアリ、女神弁財天之舞