【菊花賞】美浦レポート~フェイトフルウォー | 勝てる競馬予想には情報とニュースが不可欠

【菊花賞】美浦レポート~フェイトフルウォー

 23日(日)に菊花賞で行われる第72回菊花賞(GI・芝3000m)に出走予定のフェイトフルウォー(牡3歳、美浦・伊藤伸一厩舎)について、追い切り後共同会見でのコメントは以下の通り。

●フェイトフルウォーについて伊藤伸一調教師
「最終追い切りまで思った通りに来られましたし、満足しています。

 セントライト記念は装鞍所で馬が凄く良く見えて、今日はやってくれるんじゃないかな、という感じは持っていたんです。柴田善臣騎手もテン乗りでしたが上手く乗ってくれました。

 夏から劇的に成長したというわけではないのですが、春先は皐月賞、ダービーと一番大事なところで、当時は大丈夫と思っていましたが、疲れもたまっていたのかもしれません。

 夏場は山元トレセンでリフレッシュさせました。正直もう少し、体重が増えて、一回り大きくなってくれたらな、という思いはありましたが、放牧に出したことで元に戻ったかな、という感じですね。

 (初めての輸送ですが)輸送があまり良くない馬なので、正直不安はありますが、避けては通れないですし、考えてもしょうがないですね。今年は三冠馬が出るか、ということで注目されていますけど、この馬も含めて3000mはみんな初めてなので、どこかにチャンスはあると思っています。

 オルフェーヴルと同じ血統(ステイゴールド産駒で母の父がメジロマックイーン)ですし、3000mでもこなしてくれるのではないでしょうか。同じGIでも、クラシックレースに出られるのは一生に一度だけですし、精一杯走ってきてもらいたいなと思います」