映画『20世紀少年・第一章』 | kateroseの覚書blog

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映画と人形とアニメと特撮と宝塚と猫が好きな私の、“ごくフツー”な日常日記。

第一章が復習上映されている事を知り、『20世紀少年』の第一章を観に行きました。
本公開の時、どうしても観に行けなかったので、会社帰りに慌てて映画館に走った。

20数巻に及ぶ原作を映画化したこの作品を、ダイジェストのようだとか、はしょり過ぎだとか、
省略し過ぎだとか言うのはおかしいと、擁護しておく。

そういう事を踏まえて、見せるトコは見せ、描きたいトコを描き、
聴かせたいトコで聴かせてくれた映画だった。
無理にあらすじ追っかけただけの内容より、よほどマシ。
確かに一般論での、「原作読んでないと分からん!!」という向きは有りますが、
というか、まさにその通りかもしれませんが、
中々面白く作られていました。
カルト教団から政界第一党に上り詰める辺りは、急激過ぎてビックリでしたが、
そもそもあんなヘンな“おともだち”がカリスマな時点で、不思議なんです~ふらふら

豪華なキャストというより、出来るだけ原作の雰囲気に近づけて、
原作ファンを楽しませようと努力してくれたと思います。
ま、確かに私的には、黒木瞳、常盤貴子(同級生にされて気の毒…)、
唐沢、トヨエツ、フミヤと、結構好きな俳優サン達が出演されてて、
そういう点でも楽しめましたが、なんだかやたらお笑い芸人が出てるのには閉口。
子役達が、すっごく良かったです。

謎の教団に襲われ店を失ったケンヂが、湧き上がる衝動に突き動かされて
深夜T-REXの『20th century boy』をかき鳴らすシーン(意外なほど分数を割いている)が、
第1部の重要なポイントとなっているのだと思います。
といっても、世代的なズレからも、ロック魂が分からない点でも、
私にはよく分からないのですがあせあせ

さて、第二章はカンナだ!!