今回の旅、、、
愛犬との旅行というエッセンスも含む、少しばかり心弾むものだった。
其の旅の中には生き別れになった姉との再会という、センチメンタルも織り込まれていたはずだった。
しかし、、、蓋を開けてみると飼い主が変に興奮してしまうという失態。
我が愛犬が何を感じたのか、思考回路停止状態の飼い主には全く分からなかった。
成長した弟は、全く別犬として認識されたのか
他犬が我が陣地を荒らしに来たと思われたのか
単にあのテンションが姉の本来の姿なのか
彼女の心は分からずじまいであった。
今思えば公園で会うなりなんなり、ワンクッション必要だったと反省する。
詰めが弱い飼い主だ。
我が愛犬というと、、、終始落ち着かず、これが訓練を受けた犬なのかと少々落胆した。
社会性の取得については、まだ完全なものではなかった。
一つの課題が露呈した。
次の日のことである。
この子は誰なのか、、我が愛犬は全く興味を示さず。
ただただ、飼い主だけが興奮していた。
高貴な雰囲気を持つ彼女の名前は「凪」
お世話係の名前はマキ
ぐっと見つめる目にはオーラがあり、赤面してしまうほどの魅力がある。
相手は犬なのに。
この辺りが自分の変態な部分だと認識した。
しかし、、想像をはるかに超える
「かわいさ」だった。
写真なのに、目が合うと照れてしまう程。
単純な脳細胞が、きっと人間なら女優になっていたと分析した。
誰しも我が子は可愛いものである、が、
この高貴な子は、その常識を打ち破るほど魅力があった。
我が愛犬たちは完敗である。
しょうがない、、、女優だから。
思い描いていた初対面は、照れという恥ずかしい感情により泡と消えた。
もうワンペア。
ブラックが「龍」
ブラウンが「颯」
お世話係は美夢
凛とした雰囲気を持つペアだった。
ブラックトイプー「龍」とアプリの我が犬「千恵」はまったく同じ日に誕生した。
これを知ったときに、軽く身震いしたのを思い出す。
運命論者ではないが、きっと何かあると感じた。
お世話係の「美夢」が作るハイソなワン用食事により、
彼らの絆は頑強だと感じた。
この写真は、お世話係が席を立ったときのものだ。
２ワンは凝視する、お世話係が姿を消す。
そのときの哀切を極めた声に、我が家に残してきた４ワンへと意識がとんだ。
愛犬との旅行、、、思い描いていたものとは少々違っていた。
我が家に残してきた子達への罪悪感が大きすぎた。
次は、皆で行動しようと心に誓った。。。
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