今日は何の日?

はい、今日は半年に一度の楽しみ、Go Green Expoの日です。

 

エコ、サステナブル、小規模生産、有機栽培のちょっといいモノ、よく店で見かけるけど高級すぎて手が伸びない商品のお試しと、生産者との対話がいっぺんに体験できる楽しいイベントです。展示商品は化粧品、食品、エコ生活、民間医療など、多岐にわたるところ、毎回新しい出店者が加わることで毎回新しい発見があるところも気に入っています。

 

今回もたくさんの新しい発見がありました。

 

会場オープン20分前。すでに長い列が。

 

 

 

 

大きめの出展企業は当日販売を行なわず試食のみ。満足できたらスーパーで買ってくださいねというスタイルです。その場で購入しなければならないという重圧が無い試食は気楽でサイコーです。

 

 

 

 

イベントはニュージーランド各地で定期的に行われていますから、旅行の際にはぜひチェックしてみてください。

 

 

 
こちらが今回の戦利品です。
 
 
 
今日の購入の中で私が一番気に入っているのはこちらのリポソーム化されたマグネシウムです。リポソームビタミンは知っているけれど、リポソームマグネシウムは初めて見ました。生産者さんは小さな家族経営で私の家の近くに住んでいるとことで親近感が生まれました。半年前に息子がラグビーの試合中に脳震盪を起こすほど頭部を大怪我して以来、眠りが浅くなって困っているようですので今夜からこのマグネシウムを与えてみることにします。
 
 
 
高純度ステンレスのカトラリーは去年のエキスポで購入。思ったよりもよかったので今回2本追加購入しました。このお店のおにいさんはエキスポ出店の常連さんです。カトラリーだけのつもりが、「ちょっと待って。2割引きにしてあげるからお弁当箱も買っていきなよ。」の一言にときめいて足が止まり、光るステンレスって、油汚れを洗うのが面倒問題に対して、「食洗器OKだよ。」の一言が決め手で予定外の追加購入。
 
 
 
こういう予定外、嫌いじゃないです。
 
2割引きしてもらっておおよそ4,000円のお弁当箱。お安い買い物ではないけれど、ま、いっか。明日から使うのが楽しみです。
 
Made in ニュージーランド化粧品のブースではファンデーションを塗るためのシリコンスティックヘラを購入。実はちょうど先週の金曜日にリキッドファンデーション用の問題あり大判マイクロファイバーブラシを購入したばかり。ブラシのやわらかさ、顔への気持ちよい肌触りは大満足なのですが、ファンデーションがブラシにしみ込んで顔に塗る前に無くなってしまう問題が。さすが化粧品屋さんが作ったブラシ。顧客のリキッドファンデーション大量消費を狙っているのでしょうか。ところが今日見つけたシリコンヘラにはしみ込み問題がありません。しかも、水洗いできるので、毎回清潔な状態でファンデーションを塗ることが出来ます。金曜日に買ったばっかりだけど、あのブラシはもういいや。あのブラシは、今日、スティックシリコンに出会うための前儀式だったに違いない。さあ、明日からの私はこのシリコンブラシでファンデーションを一滴も無駄にすることなく、清潔にお化粧しますよ。
 
イベントで一番人気のあるブースはProper Chipsです。参加者の三人に一人がお徳用袋を購入していると思います。100人食べたら100人ともが美味しいとコメントすること間違いない、ひと袋600円くらいと、ちょっといい、特別な日にいただくチップスです。ニュージーランドのNelsonという小さな農村発のチップスはニュージーランドのスーパーでしたらどこでも購入できます。
 
今日のイベントではよりどり6袋がロゴ付きエコバック付きで2500円とお得に購入できました。私の前に並んでいたおじさんはお得パックを三つも購入していました。ビールのお供になさるのでしょうか。おじさんの本気を垣間見た瞬間でした。
 
あちら側の世界でもサステナブルライフ。サステナブル棺桶もなかなか人気です。
 
 
 
超常現象系のブースは大盛況でした。個人的にはこういうのは苦手です。頭の上にパワーが来るわけないじゃん。思い込みでしょ。なんて考えは心の中に止めつつ、信じるのは自由。遠くから頭上パワーを感じる人を見学するのは面白かったです。
 
 
 
大麻使用の合法化、大麻の健康利用系ブースも結構たくさん見かけました。気が付いただけでも5つはあったと思います。私はこういうのも苦手ですが、色んな考え方が穏やかに共存している社会は好きです。大麻柄スーツで全身キメてるところに本気を感じました。
 
 
 
ホットココアを販売しているブースは食べられる硬いクッキー素材のカップで飲み物を提供していました。カロリー爆弾商品はお若い方向けなのでしょう。そうでない私は購入には至りませんが、面白い商品だと思います。
 
 
 
会場にはちょっとした飲食コーナーもあり、本格的なインド料理が美味しそうでした。
 
 
 
ぎょうざもありましたよ。
 
 
が、テーブルがいっぱいで座るのが大変そうだったのでランチは会場近くでピリ辛が美味しい回鍋肉をいただきました。

 

 

 

 

次回開催予定は11月。ちょうどその頃は日本から母が遊びに来ることになているので入場券は二人分準備しておかなきゃ。

 

今日終わったばかりだけど、もう、今から待ちきれません。

 

最後に最近のサステナブルブームについて、私自身は真面目に取り組んでいないです。

 

このイベントに参加すると毎回感じるのですが、プラスチック、牛肉、豚肉、鶏肉は大変な悪として扱われていることに違和感が。

 

木を守るため、紙を大切にするためにプラスチックを使っていた世代である私にとっては試飲カップがプラじゃなくて紙、試食スプーンがプラじゃなくて木というのはなんかどこかで、ああ、木がもったいない。と、つい反射的に感じてしまいます。が、時代が変われば価値観も変わります。この点は新しい価値観を受け入れ、慣れるために頑張っています。

 

今日も大豆、ココナッツ乳、ヤギ、羊の乳を原料とした美味しい代替チーズ、クリームを試食しました。ここも違和感なのですが、牛の乳は悪なのに、なぜヤギ、ヒツジの乳はオッケーなのでしょうか。たまたま牛にアレルギー、消化不良反応が出て、ヤギ、羊はオッケーというケースならばわかりますが、全員がそういうわけでも無さそうです。そうでないのならば普通に牛乳のチーズやらクリームを消費する方が潔い気がします。

 

NetflixでSeaspiracy(偽りのサステイナブル漁業)を観て、海洋汚染問題の9割以上漁業ゴミから発生している。魚を買わないのが海をキレイにするためにはいちばん助けになる。個人消費のストロー、容器使用停止じゃ全く足りませんという話に妙に納得してしまってからは、流行に合わせて表向きだけは使い捨てのプラスチックの使用は止めたけれど、意義を感じるってわけでも無いです。ちなみに、魚は安売りの時に漁船釣りの魚を買って罪悪感を感じることなく普通に食べています。

 

髪、顔、体は上質な手作り石けんひとつで洗う生活を20年以上続けています。地球の水質のためではなく、合成洗剤や防腐剤に対するアレルギーがあるからです。排水パイプに髪の毛が詰まって流れなくなったら、間髪入れず薬剤たっぷりの製品でつまった髪を溶かして掃除しています。さすがにその時は少しだけ罪悪感を感じますけどね。

 

矛盾を抱えながらも気楽に生きることは、矛盾に苦しみながら生きるよりもサステナブル(継続可能)だと思います。

 

脱ステロイドサイト運営しています

https://www.katenewzealand.com/