世の中には大変な事がたくさんあります。
しかし、実際はそれらが大変な訳ではなく、我々が大変だと感じているだけです。
例えば、納税自体は大変なものではありませんが、大変だと感じる人もいるでしょう。
勉強もそれと同じで、本来は大変なものではなく、先入観や経験、状況などで大変だと感じているだけなのです。
大変だと感じる事は、人間として正常な反応です。
しかし、この反応によって、我々は行動する事を阻害されています。
大変な(と感じている)事をやるのは、容易い(と感じている)事をやるよりも、ものすごく労力を使うからです。
という事は、大変だと感じていなければ、大変な事でも容易くできるという訳です。
それにより、大変な(と思って人がやらないような)事でも、大変だと感じずにどんどんやって、人と差を付けられるという訳です。
人に何かをやってもらう時も、大変だと感じさせなければ、容易くやってもらう事ができます。
そのためには、何が大変だと感じるのかをよく研究し、それを取り除くようにする事が大切です。
また、大変だと感じる前にやってしまうという事も、1つの方法でしょう。(「後回しにするほど・・・」も参考にしてください。)
これは、大変だと感じる事が悪いという話ではありません。
むしろ、多くの人が大変だと感じてしまう事を、いかに容易くやるかが大切だという話です。
それには努力や根性というよりも、ちょっとしたアイデアや工夫、メタ的な視点が必要になるのです。