先んずれば人を制す?挨拶も先手必勝! | 子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育

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子どもへの言葉かけ、寄り添い方のコツを知っていると
ちょっとの工夫で子育てが楽しくなります。

スポーツでは、先制点を取った方が

有利に試合を展開できると言いますよね。

よほどの力の差がない限り、逆転はありません。

 

人の先手を打つことで、他人に勝つことができる、

という意味の『先んずれば人を制す』

 

これは、中国の故事に由来する言葉です。

 

挨拶も同じです。

 

相手からの挨拶を待つのではなく、

こちらから声を掛けましょう。

勝つ、負ける、とは関係ありませんが、

先に挨拶をした方が、気持ちが晴れます。

 

このところ、コロナ禍で、中々人と会うチャンスがなく

リアルなコミュニケーションが減りました。

 

恥ずかしがり屋の性格のお子様だと、

初めて会った人や、

知らない場所、慣れていない場所などでは、

言葉を発すること自体難しいと言うことがあります。

 

自分を受け入れてくれる相手、

自分が受け入れられる相手かどうかを

判断できるまで、警戒してしまうので

挨拶できないのです。

 

そんなときに、親が

「ほら、ご挨拶しなさい」

などと無理に挨拶をさせると、

子どもは、余計に苦手意識が生まれます。

 

だからこそ、親が先に、挨拶をしましょう。

保護者がどんなときでも

『こんにちは』『ありがとう』『ごめんなさい』などと

子どもの前で、人に挨拶する姿を見せていると、

子どもは、『どのタイミングでどんな挨拶をすれば良いのか」が

理解できます。

挨拶をしてほしいという親の気持ちはわかりますが、

お子様が挨拶しないという理由で

叱ったり、無理に挨拶させようとすることは避けましょう。

 

親が先に挨拶をしていれば、いずれ、

絶妙なタイミングでとびっきり素敵な挨拶を

するようになります。

『先んずれば人を制す」

挨拶は、まず親である、自分から進んでしましょう。