昨日は、第一金曜日。
ぼちぼちいこう会の日でした。
テーマは、
‟『子どもへのまなざし』(佐々木正美著 山脇百合子画 福音館書店)を読む”。
久しぶりに再読しました。
この本、私にとっては、語りたい思い出があります。
長男・長女が通っていた幼稚園は、プロテスタント教会系の幼稚園でした。
長男は、1993年生まれ。
この本の出版は、1998年7月10日。
ということは、長男が年長。長女が年少。
ふたりともK幼稚園に通ってくれて、私としては昼間ひとりになることができた頃でした。
園長先生から、『子どもへのまなざし』の読書会を保護者とするというお便りが来ました。
読んでこなくてもいい。この会で、輪読しながらお話をする、そんな会でした。
私は毎回参加しました。
そして、参加される皆さん(もちろん私も)が、輪読の途中でちょっといいですか、と自分の子育ての悩みを話されたのです。
それを受け止めてくださる園長先生がいました
とても、有難い時間でした。
こういうことを、若いお母さん方とできる機会があればと思います。
すでに、25年前の話です。
今は、自治体による子育て支援の場も増えてきました。
でも、だからこそ、ちゃんとひとりひとりの親子さんに寄り添っているか、日々検証が必要だと思います。
しかし、本当に久しぶりに、『子どもへのまなざし』を読んで、
今の子育てにも全く古くなっていないことを感じました。
大事なことは、そうそう変わらないのだと思います。
ぼちぼちの皆さんと話して、心から思いました。
そして、こういう本を残してくださった、佐々木正美先生、山脇百合子さん、福音館書店に感謝いたします
『続 子どもへのまなざし』も『完 子どもへのまなざし』も読みなおしてみたくなりました
※どちらも(佐々木正美著 山脇百合子画 福音館書店)
クー