今日は、地元小学校で1年生にストーリーテリングのおはなし会をしました。
今年度最初のどんぐり小屋のおはなし会です。


 1年生の1学期はどのクラスも「鳥呑爺」を語ります。
毎年このおはなしを語らせていただいているのですが、今日は、小学校で初めて語るという新メンバーのHさんが参加してくれました。

 始まる前からとても緊張していたHさんに

「私も最初はすごく緊張したよー」

「フォロー(のメンバー)がいるから大丈夫」

と、仲間が声をかけます。


 そう、このフォローというのが大事なのです。

語り手だけでなく、もう1人語らないメンバーが一緒に入り、語り手や子ども達がおはなしを楽しめるよう様々なフォローをします。そのおかげで語り手は安心しておはなしを届けられるのです。


 さて、ドキドキのHさんのフォローだったIさんによると、Hさんとても良い語りだったそう!


 Hさんの語ったクラスだけでなく、どのクラスも驚くほどよく聴いてくれたそうです。
きっと〝初めてストーリーテリングを聴く”という子が多かったと思いますが、

鳥のうたに笑ったり、

鳥が呑まれた場面で驚いたりと、

子ども達のおかげで、私達も楽しく語ることができました。


 今年の1年生は5クラスあります。

今日は3クラス、明日は残りの2クラスへ伺います。


 どの子ども達との時間も大切に、明日もおはなしを届けたいと思います。

 

 

 

 ※「鳥呑爺」の出典本

  『日本昔話百選』(三省堂)

 


     スタッフR