定期購読雑誌も新年度が始まりました。
『母の友 2024.4』(福音館書店)をご紹介します。
昨年度からのイメージを踏襲した装いです。
表紙の一番上に、書かれています。
‟子どもは大事 わたしも大事。幼い子と共に生きる人への生活文化雑誌。”
この軸で雑誌を創っていく意思表明です。
さて、今号の特集は、
「子育てを‟たのしむ”」
いつからでしょう?
‟たのしむ”ということに重きを置き始めたのは…。
でも、この特集を丁寧に読んでいけば、
「子育てをたのしまなきゃ」という圧迫感からも開放されると思います。
特集の目次です――
(敬称をつけたいのですが、ややこしいので、省きます。悪しからず)
子どもを知るというたのしみ 井桁容子
子どもとふたりのわたし、写真のこと 川内倫子
エッセイ 子育てのたのしみ①
照れずにやさしくたのしく 古賀及子
「あるよねー」と感じあうたのしみ 呉美保
加古里子さんが語る「遊び」の重要性
鹿又家の遊び方 鹿又広祐・きょうこ・てん
たぶん、なんとかなるでしょう。
子育てをたのしむ? 堀川真
一緒にやりましょう ひらつかけいこ
そばにいてくれる人 西加奈子
エッセイ 子育てのたのしみ②
たのしい日々は、きっとくる 村井理子
たっぷりに感じて、忙しいから読んでられない
って、気分になるかもしれませんが、私は仕事への行き帰りの電車でよく読んでました。
たくさんあっても、ひとつずつの項目は短いのです。
しかも、ひとつだけ読んでも大いに満足感があります。
以前、病院の待合室で全部読めちゃったこともありました
子育て真っただ中の親御さんはもちろん、
子育て支援に関わり人びとも、今の親御さんが感じていることを知るいい機会になります。
これで、700円
いい雑誌だと思います。
決して私は福音館書店の回し者ではありません
ただただ、四半世紀以上購読してきて、この雑誌に救われてきた、一母親です。
雑誌不況のなかで、なくなって欲しくないので、宣伝します
連載にも、気づきをいっぱいいただきます。
園の暮らし やまのこだより 01に、
子どもが自らやる気になるのは、他の子の働きかけが大いに影響する。
子どもは、子どもの中で育つ、と改めて思います。
かずをはぐくむ㊺ 予ニ用ナシ では、
長男が浮かない顔をしている原因(でんぐり返しができなかった)に気づき、
でんぐり返しのコツをネットの動画で見て、
家族全員で、お布団を敷いて練習をし、
コツをつかんだ長男がすっかり面白くなった様子に、元気をもらいました。
さらに、父親である森田氏も庭の剪定がしやすくなったのは、でんぐり返しが「予ニ用ナシ」ではなかったと気づかれるあたりも、子育てを通して大人も可能性が広がる喜びを感じます。
さて、すでに、5月号が発売されています。
うちに届くのは、もう少し後かしら
楽しみに待ってまーす
クー