子どもの本や映画に造詣の深いIさんが、Instagramにて紹介していた

『わたしの名前はオクトーバー』(カチャ・ベーレン作 こだまともこ訳 評論社)

を読みました。

 

 

 

 

 作者に見覚えが気づき

 

 前回の児童図書選定懇談会で、第3部会で選定された

 『ブラックバードの歌』

(カチャ・ベーレン作 千葉茂樹訳 あすなろ書房)

もそうでした!!

 

 

 

 そこで、こちらも読了。

 

 

 どちらも、最後の場面では泣きました。

とても心に残る本でした。

 

 

 共通しているところも多かったです。

 

 女の子が主人公。

 母親との関係を再生する。

 引っ越しをする。

 最初にできる友人が男の子である。

 鳥と主人公の結びつきの強さ。

 主人公が喪失から立ち直る過程が丁寧に繊細に描いている。

 

 

 『わたしの名前はオクトーバー』は、作者の2作目。

2022年の英国の児童文学に与えられる最も権威ある賞カーネギー賞を受賞

さらに子どもたちが選ぶシャドワーズ賞に選ばれました

 

 こういう本を英国の子どもたちは選ぶんだと感心しましたキラキラ

 

 

 『ブラックバードの歌』は短い作品ながら、

音楽が聞こえてくる物語です。

 YouTubeで、ブラックバード(和名クロウタドリ)の美しい鳴き声も堪能しましたルンルン

 

 さらに鳥の絵の挿絵が多いこの本は、鳥の巣の研究家であり、絵本でも有名な鈴木まもる氏が描いています。

 

 

 ※出版社の紹介ページです。

 

わたしの名前はオクトーバー | 株式会社評論社 (hyoronsha.co.jp)

 

あすなろ書房【ブラックバードの歌】 (asunaroshobo.co.jp)

 

 

 今後のカチャ・ベーレンの作品に注目です!!

 

 

     クー