今日は、地元図書館にて、子どもに選ぶ本の講座。
今月は、「3・4・5歳に出会いたい本」。
皆さん、お子さん連れだったこともあり、
いっぱい絵本も読みました
創作絵本としては、
『ぐりとぐら』(なかがわ りえこ 作 / おおむら ゆりこ 絵 福音館書店)
『かいじゅうたちのいるところ』(モーリス・センダック作 じんぐうてるお訳 冨山房)
を読みました。
どちらも1963年作の作品。今年還暦なんですよね~。
3~5歳の子どもたちには積極的に昔話を届けてほしいと思い、
「三びきのやぎのがらがらどん」を語って、どうして昔話を届けてほしいと思っているのを話しました。
そして、昔話絵本も紹介しました。
『三びきのやぎのがらがらどん』(マーシャ・ブラウン 絵 / せた ていじ 訳 福音館書店)
『おおかみと七ひきのこやぎ』(グリム 作 / フェリクス・ホフマン 絵 / 瀬田貞二訳 福音館書店)も紹介しました。
食いつくようにみていた5歳の子が借りていきました
好奇心絵本として、
『まほうのコップ』(藤田 千枝 原案 / 川島 敏生 写真 / 長谷川摂子 文 福音館書店)を、
詩・言葉遊び絵本として、
『めのまどあけろ』(谷川 俊太郎 文 / 長 新太 絵 福音館書店)の一部を、読みました。
そして、最後にどうしても伝えたいこと。
是非、9歳までは、楽しめる本と読める本に乖離があるので、一緒に楽しんでほしい。
特に5歳の子が大好きな幼年童話として、
『いやいやえん』(中川 李枝子 作 / 大村 百合子 絵 福音館書店)。
幼稚園で年長さんの夏に読んでもらったわが子たちが、園庭に「どうぶつ島」と「みかん島」を作って、大いにごっこ遊びを楽しんだ
『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット 作 / わたなべ しげお 訳 / ルース・クリスマン・ガネット絵 福音館書店)を紹介しました。
私の選んだ「3・4・5歳に出会ってほしい本リスト」の中から、
今日の顔ぶれと話の流れから、以上の絵本を楽しみました。
60分講座。
対象の子たちが、とてもしっかり聞いてくれたのが印象的でした。
お子さんと絵本を楽しんだ時間は、お子さんにとっても宝物ですが、読み手である親御さんにとってもかけがえのない時間になるはずです。
それを私は実感しています
是非、参加された親子さんも、おすすめされた本をだまされたと思って継続して親子で楽しんでほしい
あ~至福の時間だった、と、また私と分かち合いましょう
講座が終わってからは、9月以降の講座の打ち合わせ。
いつも司書の皆さんが熱心なので、こちらも力入ります
スイッチが切れたように、午後はゆっくりスヤスヤ。
養生、養生…
クー