クリスマスの朝です。
本当は昨夜、紹介すべき絵本を紹介します。
『戦争をやめた人たち −1914年のクリスマス休戦−』
(鈴木まもる文・絵 あすなろ書房)
1914年、第一次世界大戦でのできごとです。
戦渦のクリスマスイブの夜、戦場に銃声の代わりに、
「クリスマスキャロル」の歌声が流れ、
共に食事をし、酒を飲み、
サッカーをするという「奇跡」が起こった実話を絵本にしています。
これを読んだ時に、以前にもこういう絵本があった と。
思い出しました。
『世界で一番の贈りもの』
(マイケル・モーパーゴ作 マイケル・フォアマン画 佐藤見果夢訳 評論社)
2005年の発行です。
『戦争をやめた人たち −1914年のクリスマス休戦−』の作者の鈴木まもる氏が、この絵本の最後の絵を描いていた2022年2月25日、ロシアがウクライナに侵攻を始めました。
未来を生きる子どもたちに、どういう世界を提示できるのか。
大人たちは真剣に考えなければならない、切羽詰まっていると感じます。
さて、私になにができるのか考えるクリスマスにしたいと思います。
まだ朝です
クー