今年のイースターは、4月17日。
今度の日曜日です。
そこで紹介したいのが、
『かあさんうさぎと金のくつ』
(デュボース・ヘイワード作 マージョリー・フラック絵 いしぞねりえ訳 徳間書店)。
パルコ出版より出ていた(る?)
『ふわふわしっぽと小さな金のくつ』
(デュ・ボウズ・ヘイワード作 マージョリー・フラック絵 羽島葉子訳 パルコ出版)
を訳者をかえて、幼年童話といわれる形で出版されました。
子どもの頃から、イースターの日に子どもたちに卵を届ける「イースターうさぎ」になりたかったかあさんうさぎ。
21匹の子どもを産んで育て、子どもが少し大きくなると、家の仕事をしっかりと教えます。
そんなある日、新しく一匹「イースターうさぎ」を選ぶと聞いたかあさんうさぎは、21匹の子どもたちを連れて、長老うさぎのいるお城に向かいます。
この本を読むたびに、背筋が伸びます。
かあさんという同じ役割を持つ者同士、かあさんうさぎに畏敬の念をもちます。
こういう存在がいてくれるというのは、私のかあさんとしての柱を持つために、
いや一人の人(うさぎ)としての生き方の軸を持つために、とても有難いです。
読み物の形になって、子どもの手に取りやすくなると嬉しいです。
徳間書店は、絵本を幼年童話の形にして、対象の子どもたちに届けやすくしよう!!
という意思をかんじます。
イースターとしても幼年童話の形になった既刊の2冊があります。
合わせてお読みください。
『たのしいまきばのイースター』
(ロイス・レンスキー作・絵 佐藤淑子訳 徳間書店)
『イースターのたまごの木』
(キャサリン・ミルハウス作・絵 福本友美子訳 徳間書店)
クー