今回、近隣の図書館で借りた書籍。
『多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A』
(安積遊歩 安積宇宙 著 ミツイパブリッシング 2019.1.25)
安積遊歩さんは、長男が一歳になった時から入った
「童話館ぶっくくらぶ」のレモンコースで送られてきた
『癒しのセクシー・トリップ―わたしは車イスの私が好き!』
(安積遊歩 著 太郎次郎社 1993.11.20)
で、その生き方に感銘を受けました。
ちょうど、長男が生まれた時に出版された本です。
今回、とても久しぶりに安積遊歩さんのお名前を聞き、『多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A』を読みました。
あれから、私もいろいろあったけど、安積遊歩さんもいろいろあったのね~と思いながら、読みました。
安積遊歩さんが母となり、その娘との共著なんて
(勝手に親しみを感じているだけで、申し訳ないです)
今の世の中、「多様性」の言葉を、メディアで聞かない日はないといっていいくらいです。
でも、本当の意味で「多様性」を理解しているのか、自分事として受け入れているのかというと、私には自信がない。
そういう時に、安積遊歩さんの著作をひもといていきたいと思います。
あ~、すでに28年前から、いやきっと、もっと前から、
「多様性」について自分の言葉で語っている方々がいる。
「多様性」じゃないんだよな。
もっともっと「個別的」なことなんだよな。
安積遊歩さんのそんな声が聞こえてきます。
そうやって、考えていくと、
大阪市立大空小学校のように、特別支援が必要な子も必要でない子も、
みんなが混然と一体で学び合う、そういう場所が大切ではないかと思います。
子どもたちが幼い時から全てを受け入れながら生活していく、そのことこそが「多様性」を育んでいけるのではないかと。
私も、私が出会う、一人一人に、ちゃんと向き合っていく、そここそを丁寧に生きていきたいと思います。
クー