今日の夕刊に「首里城2026年復元 工程表」という見出しの記事が載っていました。
(中日新聞 2020.3.27 夕刊9面)
昨年のこの時期、母と沖縄に行きました。
母が母の友人に会いたいと言ったからです。
その友人は母の入院中励ましてくださいました。それに彼女は、私の小学校時代の友人の母親でもありました。
で、お互い久しぶりの友人訪問になったのです。
友人宅に行く前に、二人で那覇市観光をしました。
首里城を満喫しました。杖でしか歩けない母とゆったりと散策しました。
その7カ月後、炎に包まれる首里城にショックを受けました。
首里城建設に関わったすべての方や沖縄の皆さんの比ではないということはわかっています。
そんな私でも、です。
2012年5月号のたくさんのふしぎで発行された『琉球という国があった』が、ハードカバー化されました。
『琉球という国があった』(上里 隆史 文 / 富山 義則 写真 / 一之関圭 絵 たくさんのふしぎ傑作集 福音館書店 2020.2.10)
この本には、「ハードカバー版刊行によせて」というあとがきがあります。
2019年10月31日、首里城が炎上しました。(中略)世界遺産になった首里城は、今や世界の宝でもあります。首里城がまた姿を現わすその時まで、少しでも本書がその力になれればと思います。 上里隆史
帯には、一般財団法人 沖縄美ら島財団 首里城基金 http://oki-park.jp/shurijo/fund/。
夕刊を読んで、一歩進んだなぁと思いました。
今、いろんなところでいろんな大変なことが起こっています、また続いています。
私にできることは本当に少ない。でもあきらめずに「大事なもんは大事にせんと」(朝ドラスカーレット3.26 直子の言葉)を胸に刻んで、できることをしたいと思います。
クー