千葉市美術館へ行く道すがら
映画館のポスターに
目が留まりました目



あ!
トニー・レオン!



夫は学生時代、
トニー・レオンに似ていると
言われたことがあるので、
それ以来
トニー・レオン ファン。






5月3日から
中国で大ヒットした
『無名』が公開とのこと。


https://unpfilm.com/mumei/



そのポスターを見て

翌日5月6日の予定が

決まりました。




スパイ映画ということですが、

『ミッション インポッシブル』や

『007』のようなワクワクする

娯楽ものを想像してはいけません。




同じスパイものでも

『裏切りのサーカス』

みたいなタイプ。







『無名』は、

第二次世界大戦下の中国を舞台に

中国共産党、国民党、日本軍に

潜むスパイの攻防劇。




ただのスパイなのか、

それとも二重スパイなのか。




スパイなだけに

【無名】

そして隠した刃

【HIDDEN BLADE 】。




トニー・レオンの

スパイものといえば

『インファナル・アフェア』

の方が面白かったな。







アラカンの

トニー・レオンも『無名』では

今までの映画にないくらい

ファイティングシーンがありました驚き




この映画は汪兆銘政権とか

歴史的背景を復習しておいた方が

より理解できると思います。




「映像美に浸るスパイ・ノワール」と

宣伝に書いてあったのですが、




確かに内容も画面も

全体的に暗くって、




もう1人の主演

ワン・イーボーが

一際白く美しく輝いておりました。




アジア版

ドリアン・グレイ?

インタビュー ウィズ ヴァンパイア?

とか似合いそうな美しさ目がハート




ワン・イーボーは

俳優、シンガーソングライター、

ダンサーとしても

大ブレイクしている方なのですね〜!




ということで、
映画の主題歌も歌っているそうな。



でもね、、、



映画館では中国仕様なのか
エンディングの歌の音がデカ過ぎて
全然浸れなかったダウン



音量間違えとらん?凝視



YouTubeで見返したら
しっとりとしてもの悲しい、
映画にぴったりな
良い曲だと思いました。



さて、
映画の話に戻りますが、



時間軸が行ったり来たりするので、
ぼんやりしてると
わけわからなくなるかも〜爆笑



冒頭に
ラストの方のシーンを
持ってくるのは
よくある手法だと思いますが、



それだけではなくて、
何箇所も行きつ戻りつ
なので、



映画の内容も緊張感が
漂いますが、



観てるこっちも
気が抜けない映画でした。



というか、私はずーっと
これってこうなの?
これってああなの?
と頭に【?】が
いっぱいになっておりました〜爆笑



嗚呼、スッキリしない真顔汗



あの時間軸行ったり来たりがなければ
もっと短い映画だったのではないかしら?



映画を観た夜に、解説を探しまくり、



上海人ユーチューバー動画や
いくつかのブログや
映画の口コミレビューを読んで
なるほどね〜ひらめき電球
という感じでした。



映画内の食堂シーンに登場する
血のような液体が入ったガラス容器に

 

何やらピチピチと動いているのが
気になっていたのですが、



生の川エビを
お酒などの入った汁に浸けて
酔わせた物を
生きたまま食す料理のようです驚き



あれも暗喩なのかもね。



犬もメタファーなのだろうと
分析している方もいて、



本当にぼんやり見ていられない。



映画に登場するミルフィーユが
美味しそうだったな〜よだれ



実際に上海にある
フランス菓子店のものらしいですよ。



あのミルフィーユも
もしやメタファー⁈



1000の葉を意味する
ミルフィーユで



沢山の葉で
真の姿を隠すごとき
スパイを表現⁇



情報を伝える時の
カモフラージュでもあったから、



クッキーでもなく
フィナンシェでもなく
1000の葉のごときミルフィーユで
秘密を隠していたということ?



こじつけ過ぎかな爆笑