「愛が殺せとささやいた」
2011年2011年9月19日 18:00 草月ホール
脚本・演出:岡本貴也
出演:
水沢アキ 加藤和樹(ダブルキャスト) 藤田玲(ダブルキャスト) 松本慎也(Studio Life)
鈴木拡樹 粕谷佳五 鮎川太陽 原絵里 伊藤悌智・三上市朗 宮川一朗太
通称あいころだそうですが、なんだか舞台のサスペンスって久しぶり
「罠」以来かもしれません
あっ、また加藤和樹くんだね
冒頭、大女優が死体で発見されるところから始まるので
女優=水沢アキさんが登場するシーンは全て回想または空想シーンです
こういった誰が殺したかを推理する劇ではありがちですが
周りの登場人物がみんないろいろ複雑な事情を抱えているわけですよ
宮川一朗太さんなんていかにも胡散臭いもん
観たかったのはやっぱりマツシンですが、
この舞台のマツシン観ただけでも行った価値がありました
マツシンこと松本くんは殺された女優の甥で女優の付き人という役
しかも母親は女優とは双子で15年前に謎の死を遂げ北海道の施設で育った
今は女優と同じ事務所の若手女優と婚約中・・・という設定だったと思います
原絵里さん演じる女優にやけに優しいと思ったら婚約者だった(笑)
ライフの舞台には本物の女性は出ないので女の人と手を取り合うだけでも
ドキドキしてしまいますよ
最初の内は繊細で優しい、いかにもな松本くんなのですが
途中から大胆で悪な松本くん(役名大船竜太)に変ります
悪いばかりでなく?同性愛者でもあったりという凄い役なんだけど巧い
こんなマツシンもいいなぁと思っちゃいました
いい人な竜太のときはシャツもインでベルトをしているんですが
後ろまで回ってましたよ、、、ウエスト超細い
で、悪い竜太になるとシャツも外に出てました
松本くん以外で目を引いたのは鈴木拡樹くん
今までに何度か観ているんだけど、そんなに印象に残ってなかったのね(ゴメン)
拡樹くんの役は女優愛子の次男で知的障害者、
母には監禁されているんだけど、兄にはすごく大事にされている青年
ストーリーの中でもかなりなキーパーソンでした
Wキャストの長男は加藤和樹くんで前半は全然出てこない
昭和の中頃の設定のせいかちょっと古臭いスーツ姿なので
より大人っぽく見えてしまう
弟に見せる愛情が切なかったな
ストーリー上で疑問だったのは殺人を聞きつけて家に来た刑事ふたりが
最初から犯人探しをしている事かな、これは普通なの?
「古畑任三郎」とか観てるとあまり疑問に感じなくなるけど
普通は取り調べって警察でやるんですよね?
被害者の家で犯人探しなのは舞台だから仕方ないのかなぁなんて思って観てました
出来たらそれぞれの人物の裏側を知った後で
もう一度くらい観てみたかったけど、もう行けないのが残念
終演後は脚本・演出の岡本貴也さんと役者さんのティーチインがありました
岡本さん「オペレーションズ」の頃に較べると太ったかな?
いろいろな質問に岡本さんが答えて行くと言うイベント
1番やりたい役はなんとルリ子、
以前から美貌で男を誑かす女性になりたいという願望をお持ちだそうです
松本くんは話振られたけど、スル―
で岡本さんに「なんとかライフ~」と呼ばれてました
直前の「八犬伝」の曽世さんといい、
ライフの役者さんの外部出演面白いですねぇ
今年はもうないだろうけれど
来年はまたせっきーの外部出演があるといいなぁ